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選り抜き夕刊UNI

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たくさん読んで頂いたエッセイ記事、主に過去作を収納してみることにしました。
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記事一覧

肩書きの魔力。私のnoteの歩き方。

SNSを本格的に利用したのはnoteが初めてだった私。 SNSは顔が見えない人、見知らぬ誰かと繋がる場所。様々な考え方の人がいることをこの場所で知った。 noteを教えてくれたのは、夫スナフキンだった。 「ブログみたいに使って書道やわっぱ弁当を紹介してみたら?」 ならば試しにやってみようか。そんな気楽な気持ちで始めたのだった。 登録を済ませて、まずはフォローをどんどんしていくといいよとスナフキンに言われ、見知らぬ人をフォローしていった。 フォローする人として迷いな

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長所が目立つ人は幸せだと祖母が言っていた話。

『人間いいとこも悪いとこもある。その長所が目立つ人は幸せな人や。』 亡くなった祖母はよくそう言っていた。 『いいとこが目立つって?』 まだ子どもだった私は祖母と話すことが大好きだったので、よくそうやってお喋りしながら質問していた。 『例えば困った人がいてたら手助けするやろ。その時に周りに見てる人がいるとする。みんなの目が自分に向いてるから手助けしとかなあかんなって気持ちで手助けする人は自分の為に動く人や。そやけど、だーれも見てへん所でも困った人を自分の気持ちで助けよう

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出張雲泉堂 by unimam

本日は、大阪の昭和風貸しスタジオに行ってきた。 夫が知り合いの方に、自分の嫁がnoteというSNSで、和食レシピや書の販売をしていることを話したところ、noteを覗いてくれていたそうで、 「ぜひ、書道家雲泉さんの書を見せて頂き、料理を食べてみたい!」とのこと。 「大阪にあるテレビなどで使われている昭和風家屋の貸しスタジオを予約したので、ぜひ雲泉さんの書の作品を持って来ていただき、お料理を作っていただきたい。ついては報酬もお支払いする。」といったことを夫からかいつまんで聞

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ドカ弁とちゃっかり

この姉妹は本当に性格が違うし、得意分野も違う。 「子は産んでも心は産まぬ。」亡くなった祖母がいつも言っていた。 同じ親が、同じように愛情をかけ、同じものを食べさせ、分け隔てなく育てていても性格というものは持って生まれたものも大きいのだと最近つくづく思う。 この机はドカ弁の机。というよりもはや物置である。 ドカ弁は整理整頓ができない。とにかく積み上げる。なんでもかんでも手の届くところにおくのだ。 対してちゃっかりの机はこんな感じである。 可愛いものを集めたがり、机を

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良い上司とは?

「理想の上司とはどんな上司ですか?」 よく巷で言われる言葉である。 自分にとって良い上司だったその人は、ものすごくいかつくて、ものすごく自由で、ものすごくわがままで、ものすごく繊細で、なおかつ押しの強い人だった。 大きな体に縦縞のブラックスーツを纏い、色眼鏡にアイパーヘアのどっから見てもサラリーマンには見えない外見とは裏腹に本当に素敵な上司であった。 この人の素敵なところは、なんといっても部下思いであったということ。 どんなに自分の部下が頼りにならなくとも、失敗しようと

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私の歩んできた道

現在は師範資格を生かし書の仕事をさせていただいているが、ドカ弁が小学校一年生までフルタイムでショッピングセンターのデベロッパーの仕事をしていた。 どうすればテナントの売り上げアップに繋がるのかを考える仕事である。 この仕事を10年余りやって、色々あったが楽しいこともあった。 いや、実際は苦しみもたくさんあったが、今は全てがよい経験だったと思っている。 ドカ弁を出産するまでは営業部に所属していた。出産して一年の育児休暇を終えて会社に復帰した時には、私の席はなかった。 いわ

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スケルトンたまご

3日前よりスケルトンたまごを作ろう!という夏休みの自由研究に取り組んでいたドカ弁とちゃっかり。 インターネットで出ていたからということで、いそいそと準備をし出したのだ。 [1日目] 酢に生卵を入れた瞬間、シュワーっと泡がどんどん立ち上ってきた。 おお!!! 思わず声をあげるuni母娘。 調べてみると、卵を酢に漬けると、卵の主成分である炭酸カルシウムが溶けるため、二酸化炭素が発生するからなのだそうだ。 [2日目] 酢を交換しようとして瓶の中の卵の様子を確認。 お

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