肩書きの魔力。私のnoteの歩き方。
SNSを本格的に利用したのはnoteが初めてだった私。
SNSは顔が見えない人、見知らぬ誰かと繋がる場所。様々な考え方の人がいることをこの場所で知った。
noteを教えてくれたのは、夫スナフキンだった。
「ブログみたいに使って書道やわっぱ弁当を紹介してみたら?」
ならば試しにやってみようか。そんな気楽な気持ちで始めたのだった。
登録を済ませて、まずはフォローをどんどんしていくといいよとスナフキンに言われ、見知らぬ人をフォローしていった。
フォローする人として迷いなくフォローボタンを押したのは、やはり有名人、編集者、作家、どっかの会社の経営者、そんな人だったように記憶している。
肩書きに弱いのは私だけだろうか?
顔も声も知らない見知らぬ人をいきなりフォローし、スキやコメントするのって結構勇気がいるんやなと感じたことはよく覚えている。
しかし、ずっと続けていくうちにわかってきたことがある。
肩書きが立派な人ほどコメント返しをする人は少ない。
すでに有名ならば、一般人のイケてないコメントにいちいち返事なんかしてるヒマはないのだろう。
そんなことがわかってきて、肩書きが立派な人のフォローは徐々に解除し、なんとなく話が合いそうな人、コメントをやりとりできる人をフォローしたり、フォローをしてもらったりしながら、今現在に至っている。おかげさまでたくさんの方と仲良くしていただきながら楽しくnoteを利用させてもらっている。
現実にお会いしたり、自分の仕事に繋げたりしていけるのも、このこじんまりしたnoteならではないかと思っている。
ここのところ新規の方のフォロワーさんも増えてきたので、面白そうな人、コメントをくださった人はフォロー返しさせていただいている。
有料記事をあげている新規の方の中にも素敵な文章を書いている方がいらっしゃるので読ませていただいているし、何人か購入もさせていただいた。
文章の最後に「面白かったと思ったら投げ銭をお願いします。」と書いている方が結構いる。
私もnoteを始めた頃、「このノートは全文読めます。」と予め書いておいて100円とかで販売していた時期があったが、最後に「面白かったら投げ銭ください。」を入れるのは、なんかシラけてしまうと感じたので早々に止めた。
現在私は有料マガジンを数冊出しているが、ノート一つずつに値段をつけている。
これは全文読んでもらいたいからそうしているのだ。
noteの仕様で、無料のノートを有料マガジンに収納すると、中身は外から一切見えなくなるからなのである。
「一つずつノートに値段つけるとは、がめついヤツめ!」って思わないでください。
全文読んでもらいたいと思っているのは、やっぱり私をたくさんの方に知ってもらいたい気持ちがあるから。
だから私の書やレシピ、エッセイのマガジンを購入していただいた時の喜びは、本当になんとも言えない嬉しさなのだ。
お金を出さなくてもほとんど読めるものを大切なお金を使って購入してくださる方々の存在は、私にとって明日からも頑張れる原動力になっている。
最近のnoteはプロ以外のブロガーさんもたくさん増え、ブログよりnoteの方がPV数を稼げるいう内容の記事もちらほら見かける。
私はブログをやったことがないから比較する対象がないが、noteでは月々だいたい8万〜10万くらいのPV数である。
今noteを始めたばかりで、「売れない」と悩んでいる方、「もうやる気なくしたわ。」って方もいるかもしれない。
大丈夫です。それは今にはじまったことじゃないです。
今のnoteブームより2年も前から、たくさんの人が試行錯誤を繰り返しながら、自分のスタイルを掴んできたんですよ。このnoteというプラットホームで。
日々の更新を続けていれば見てくださる方や購入してくださる方はきっと現れます。
というわけで、お金儲けも販売もnoteの魅力ですが、たくさんの方のノートに目を通してみるのも楽しいですよ。
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