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幻の山 長い道のりのあいだ 山肌には岩が目立ちはじめ 木々は遠くなった 白く光る山は あ…
文机の前で 毎日 原稿用紙に向かう ということをしてみた 言葉が 自然に浮かんでくる など…
(雨がふりはじめると) 雨がふりはじめると 土の匂いがした ぼくは森の道を歩いていた 道は…
ゴール あと少し あともう少しで ゴールに着くのだ 焦りがある時は禁物 必ずといってよいほ…
(畑中の道は) 畑中の道は静かだった 雲のない青空から 時折 風に乗って 列車の音が聞こ…
あこがれの山 遠い山に 昔 住んでいたことがあった そんな記憶が なぜかよぎることがある…
良い香り 一日が終わって 今日自分は 何に心を込めただろうか とかえりみる だれに会って なにを語っただろうか この世界に 自分は何を残せただろう もし今日一日の 命だとしたら 少しは良い香りを 残せただろうか (森雪拾)
石の心 石を見ていたら 誰かの声が聞こえた 振り返ると そこには誰もいない 僕の目の前には …
ひとりの駅 駅には自分以外に だれもいなかった 列車が到着するまで まだ小一時間はあった …
海辺の町を歩いていて、もしかしたら、昔ここに住んでいたのかもしれないと、思うことがありま…
わたしは、仕事でも生活でも、考えることが多いようです。それでいて、なかなか考えがまとまら…