だけどそれでも、確かにセプテンバー。散文。

一年前の2週間後。私は言葉を公開することを始めた。それは私にとっては、かなり大事な転換点であった。私の言葉をずっと読んでいる人は1人の友達くらいしかいないわけだけれど、それでも世界に言葉を公開するということは、私にとって救いだった。

私が言葉を書くことに、否定的な友人がいた。かつて毎日のように電話、ラインを繰り返していたその友達は、今は私の手の届かないところにいる、気がしている。その子とあっても、しんどくなるだけ。今の私にはあまりにも輝きすぎている。

友達が男の人と話せないと言っていた。めちゃくちゃわかると思った。男の人は女の人を常にピンクな目で見ているようで、とてもこわい。ルッキズムが一切なかった女子校は、本当に楽で、楽しかった。もう戻れないと思ってしまう日は、幸せな日々だったんだと思う。

大人になる程、つまらなくなると思っていた。大人になれば、自分もつまらない人の一員になるんだって。でも違った。私は私のままで、周りばかりつまらなくなっている気がする。モラトリアムの中にある私は、予備校の友達も、高校の友達も、小学校の友達も、全てつまらなく感じてしまう。誰と向き合っても、自分と向き合わなきゃいけないようで、向き合いたくないからそのままにしてたら、信用を失っていた。今の私はどんな私で、これから先どうなるのかも、なりたいのかも、何もかもわからない。人の目が怖い。教室の前を通るのも、大きめの交差点を通るのも、誰かに見られていると言うことが、どうしようもなく怖い。

誰に裏切られても、期待外れでも、それでもそばにいたい人が私にはいる。何人もいる。

浪人中に楽しかった人とか、辛かった人とか、輝いている言葉を、私は言えない。私は、楽しくも楽しくない。ひたすらに、ただひたすらに好きな人が彼氏になっただけ。それだけ。
成長していることを全く感じない日々。
無い物ねだりは可愛くない。

傷つかないための、気づかないふりばかりだ
信じることは、悲しいこと
夜の幻、さよなら25じ
全て忘れてしまうのに、忘れても良くて。
あの時私と貴方があそこにいるって
あそこでしあわせだった　それだけで
全部忘れてしまうけど　笑っていられればそれで良かった
過去に拘ることはダサくなんかない
今にも過去にも、なににも拘らないよりずっといい
私には胸を張って拘れる過去がある
こうやって日々、ムダな一年、十年、百年を過ごして
３日に一度は死にたいけど、３日に一度は生きたい
あとの1日は、貴方といたい。
胸を張れる過去を、再び作りたい。

一年前の2週間後。確かな幸せを感じて居たあの日々を、きっとまた作るんだ。

彼と電話をして、あんなことやそれ以上のアレだったり、それよりものコレをしていたりする時、私は動悸が止まらないし、脳内に変なドーパミンが分泌する。

彼は今日も私のことを褒めるし、友達もいつも私のことを褒めるけれど、それはある一定の期待を含んでいるもので、私も自分に期待しているのに、私はその期待が怖くて、ずっと逃げている。

こんな日にディズニーに行きたいっていう天気がたまにある。今日はまさにそんな日。こんな日にあの人と、あの人たちと、楽しい場所に行けたら、いけていた日々は、私にとって本当の幸せだった。4月から、幸せを感じたことは殆どない。彼と出会えたことは、すごくすごく奇跡だし、嬉しいけれど、幸せではない。電話をして朝を迎えたとしても、それ以上の幸せがあることを私は知っている。私は確実にそれを求めているし、それを達成するには私の努力が不可欠なことも知っている。これからも私は勉強をしていきたいけど、音楽を、文学を、愛したいけれど、それよりも何よりも私は好きな人たちを愛したい。それが私にとっての本当の幸せだから。だからこそ私は今年で大学に受からなければならないし、どんなに予備校の人間がうざくて見たくなくてキモくても、私は、私の、私の幸せのために、今日も歩かなければいけない。

繁華街に行くと、大人になりたくなる。大人になりたくない私も、大人になりたい私も、それでも時間は続いていってしまうし、私は確実に人生の終わりまでの時を刻む。そんな日々の中でどれだけ、あといくらだけ幸せになれるかが私の試練だし、私の生きる意味だから。努力したかは今のところないけど、これからは努力をしたいと思うし、私は今日も私に期待してしまう。
言葉を書くあなたも、好きです
こう言われた私は、こう言われたからこそ私は、今度こそ、本気で、誰かにも、私にも、向き合いたいです。会いたいです。会って、こんな空の日に、ディズニーに行きましょう笑。おわり。わー