アンティル

こぼれた愛の溜まり場

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誰のことも否定したくない、誰にも否定されたくない

    • 流れてく時の中でも

      そしてまた同じことを、繰り返す。 苦しい どうしようもなく苦しい 私よりも成績が悪かったり、私よりも勉強をしていなかった子たちもみんな、気づいたら大学生になっていた。 なんとなく勉強が苦しくなって7月に友達に会ったら、男が女に3回キスしたとかいう話をされた 「追われる恋もさ、悪くなかったよ」と笑うかつて一緒に海で夕日を追いかけた彼女の笑顔が私には不健全なほどにまぶしくて、 次の日に一人で夜景を見に行った。 野原で泣きながら見た夜景があまりにも健全に綺麗で、いとも簡単

      • 「早く世界滅亡しないかな」

        こんな文明、早く滅んでくれと思っている。 高校生の時のことは殆ど覚えていない。 ただ、全部が壊れてくれるのを待っていた。 特に大切でもない誰かに、何か大切なことを言われるのが怖くて、とりあえず笑っていた。 大人を信用できる同級生を心から憎んで、それは間違っていないと思いたくて、誰も見るはずのない詩を書き散らしていた。 1999年に世界はおかしくなって、本気で世界は終わるのだと思った。でも終わらなかった。終わるほどの文明ではなかったのかもしれない。終わる価値もなく、ただ続いてし

        • いっそ全部無かったことにしちゃう?笑

          未読無視ってなんでするんだろ? って笑い合っていた友達は、今私のことを頻繁に未読無視をする。 私に期待している母は、朝起きない私を見て毎朝ため息をつく。半泣きで。 政治がわからない私を、男子高校生は微かに笑う。目があって、そしてまた笑う。 恋人は私から連絡しないと連絡をしてこない、わざと甘い声を出す私を簡単に褒める。 勉強をしていることをアピールしたい弟は、親の前でよく私に質問をする。 寂しい私は、寂しいから、寂しすぎて、ラインの友達から1人ずつ、友達をブロックする。 神様は

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        誰のことも否定したくない、誰にも否定されたくない

          〝もしもし、にたいあなたへ〟

          どちらかと言えばくらいでここまでやってきてしまった。 だから、親友も彼氏も、大体のことに区別をつけているから羨ましかった。 はっきり生きれる人も、はっきり死ねる人も、羨ましくて仕方なかった。 自分の進路も、将来の夢も、過去も、何もかも、納得してはいないけれど、どちらかといえばそれで良かった気がする。気が、する。 妥協。消去法。 なのに、どちらかといえば受験したいから私は今日も塾に行くし、勉強するのに、どちらかといえば死にたいのに死ぬことはできていない。 彼氏に、家族に、

          〝もしもし、にたいあなたへ〟

          天気と心は反対だった、日記

          9月29日曇り 日記なるものを書いてみようと思う。どれくらい続くかはわからないけれど。 今日は朝も起きれず、夜も勉強しきれず。 夜に入ったカフェでちかくにいた男女グループが模試の採点を始めて、嫌になってしまった。 親と喧嘩した。私は親のことを好きになれないと思った。 9月30日曇り 朝早く起きた!何なぜか勉強時間が9時間。なんでよ????????????でも満足度はまあまあ高かった。行き帰りも勉強しないとなと思ってる。明日も早く起きれたらいいなあー! 10月1日曇り あま

          天気と心は反対だった、日記

          じぶんのことを大切にしたいと思う

          誰かのことを優先してしまって、少しだけ寂しい気持ちになって、裏では泣いてしまうけれど、それでも表では笑顔で、強い私でいたいと思うし、そう振る舞ってしまう。これからもそうありたいと思うし、でも、それでも、大切な人には弱いところも見せていたい。自分のことは、どこの世界のどの時代の誰でも、大切にするべき。私の彼氏は私ほど話さない。話す時はだいたい私が一人で喋ってて、たまに意味のわからない弱すぎるエピソードを話してくれるのが私の彼氏。わたしはめちゃめちゃ情緒不安定で、偶に号泣しながら

          じぶんのことを大切にしたいと思う

          制限時間1時間の愛

          人に期待をすることで、損することなんてわかってる。人に期待をしないのが、今の私の強みなんで言ってるけど、そんなの本当は強がり。私はいつだって今日も、人に期待をしてしまう。それが私なりの愛だから。誰かを愛すればその人にも同じように愛してほしいと思うし、ますます愛せば、ますます愛してほしいと願っている。会ったことない彼だって、今は会えない彼女も、ずっと私に嫌味しか言えない隣の部屋も。連絡がつかなかったら私は彼らに簡単に裏切られたと思って傷つくし、愛の形や量が同じではないことに簡単

          制限時間1時間の愛

          死にたいあなたへ、

          昔見たDVの映像 母が子に怒鳴る現場を通った 好きな人に告白して付き合うことになった動画 カップルが手を繋ぐ横を歩く  冠婚葬祭 ぜんぶきらいだった 誰かが幸せになったり 誰かがとてつもなく不幸になったり そういうことがぜんぶにがてだった 喜怒哀楽 私だけが取り残されていて いつか誰もが不幸で幸福になってしまうんじゃないかと思うと怖くて 怖くて 無になりたかった 人はいつもよくなろうとして 今よりも そして 不幸になったり幸福になったりする 私にはそれらがすべて 恐怖だっ

          死にたいあなたへ、

          この夜の事を忘れないでと言わないと割に合わないから

          ▲子どもだましのアニメなんて、僕は興味がないからとか言っていた 大人になりたかった.かつての自分. ⚫︎本当に誰にでもいいから誰にでも優しくなりたかった サプライズは昔からあまり好きではなかった ▲好きな詩をくれた師がいた だけど私は今日も、彼でない誰かを愛した ⚫︎季節が変わるのが嬉しかった 哀しさも全て、流されてしまったそれが嬉しかった ◉何方かと言えばくらいで生きてしまった どちらかといえば傷ついているのに今日も死ねないでいた ▲無駄に眩しくて暑いのが煽ってい

          この夜の事を忘れないでと言わないと割に合わないから

          だけどそれでも、確かにセプテンバー。散文。

          一年前の2週間後。私は言葉を公開することを始めた。それは私にとっては、かなり大事な転換点であった。私の言葉をずっと読んでいる人は1人の友達くらいしかいないわけだけれど、それでも世界に言葉を公開するということは、私にとって救いだった。 私が言葉を書くことに、否定的な友人がいた。かつて毎日のように電話、ラインを繰り返していたその友達は、今は私の手の届かないところにいる、気がしている。その子とあっても、しんどくなるだけ。今の私にはあまりにも輝きすぎている。 友達が男の人と話せな

          だけどそれでも、確かにセプテンバー。散文。

          金木犀なんかいらない

          夏が、終わろうとしている。 良い夏でした。 目を背けていたこの事実に、母からのLINEで猛烈に感じてしまう。夏の終わり。 受験生じゃない時は、夏の終わりが大好きだった。秋が来れば、運動会、学園祭があって、冬休みが来て、遊びながらクリスマスが来て。 夏が終わらない方法。探しています。 受験が近づく。猛烈に感じる不安。 頻度が減るライン。彼と話せなくなる不安。 眠い。眠すぎる。 成長しなければならない時、成長を強いられる窮屈さ。 新学期だねとワクワクしている予備

          金木犀なんかいらない

          @シェルターなう

          幸せになりたいな、こう友人に送る直前に出てくる、「時間制限」の太文字。酷くイライラする。 現在のことを、未来から見た私と言った形で話す事が好きだ。現在は常に億劫でイライラするから、きっとしあわせな未来に自分を託して、そこから今の自分を覗いてみるといった風だ。お昼に、お世辞にも心を許せるとは言えない友人が、「自転車乗ってる時ってさ、なにしてる?」答えは独り言、だ。未来の私の、現在の私にする独り言。ちょっと意味がわからない。つまるところ、良く言えば客観視、悪く言えば現実逃避。 

          @シェルターなう

          どうしようもないくらいに辛い 死にたいから生きている 死ねないから生きている 死んでないだけだから 勝ち続けなければならない たくさん寝て、明日からまた何事もなかったように生きてみようと思う 今日が今日であることに納得がいきません 普通ができない 普通であることができない 幸せに

          どうしようもないくらいに辛い 死にたいから生きている 死ねないから生きている 死んでないだけだから 勝ち続けなければならない たくさん寝て、明日からまた何事もなかったように生きてみようと思う 今日が今日であることに納得がいきません 普通ができない 普通であることができない 幸せに

          おやすみ、太陽

          言葉に依存している友人がいた。 気づけば彼女は隣にいた。 明確に彼女を認識したのは中三の時だった。病んだ~とヘラヘラ笑ってピアスを開けていた彼女は、それから先ずっと私の隣にいた。 高一の時はあまり記憶がない。森山直太朗の「生きてることが辛いなら」を流して顔をびしょびしょにしながら眠りについていたらしい。 高二は結構充実していたらしくて、あんまり音沙汰なかったな。恋をしていたよね。 彼女が言葉に目覚めたのは高三の九月だった、すぐに塞いでしまう彼女は、塾の先生に、言語化

          おやすみ、太陽

          何かに傾倒したら 何かを否定するようで 何も否定したくないから 何も否定してこなかったけど 何も否定しないのはつまり 全てを否定していることと同じで きづけば周りにあるものすべてを否定するようになっていた

          何かに傾倒したら 何かを否定するようで 何も否定したくないから 何も否定してこなかったけど 何も否定しないのはつまり 全てを否定していることと同じで きづけば周りにあるものすべてを否定するようになっていた