貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください 【忙しい人のための要約・まとめ】
今回紹介する内容は税理士の大河内薫さんと漫画家である若林杏樹さんの『貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください』の一部分です
▪︎民間の保険を賢く使う方法
まずは、『公的保険』をしっかり理解したのち、足りない部分を『民間の保険』で賄っていくことを意識すべきです
公的保険の中には『高額療養費制度』というものがあります。これは1ヶ月(月の初めから終わりまで)に医療機関や薬局の窓口で支払った額が一定の上限額を超えた場合、その超えた金額が戻ってくる制度です。医療費が月10万円以内に収めることができ、仮に自分が亡くなって働けなくなったとしても、家族にお金を残していけます
ほとんどの人は公的保険の内容を理解していないがために、民間の保険に入り過ぎている人が多いです
毎月5千円〜1万円の医療保険と生命保険と公的保険の合わせ技によって十分な保証が得られているにも関わらず、毎月2万円もの保険を入っているひとは間違いなく入り過ぎです。そもそもなぜ将来への備えていくのかというと、病気になったり、働けない時のために備えておくものです
とはいえ、オススメの民間保険を紹介しておきます
▪︎知って得する年金上乗せ制度
・フリーランスや自営業の人
フリーランスや自営業の人は『付加年金』に加入しましょう。付加年金の利回りは年金業界で断トツでNo. 1であり、毎月400円の付加年金を支払うことで老後にもらえる年金がかなり増えます。そもそも、老後に年金として受け取ることのできる金額は支払った総額の半分ですが、仮に20〜60歳まで付加年金を支払い、60〜85歳まで受け取るとすると、65年間のリターンは平均年利で利回り17.7%になります
・会社員や公務員の人
会社員は『確定給付企業年金』という給付額が確定している企業年金制度と、『企業型確定拠出年金』という掛け金で投資していく制度があります。公務員は『年払い退職金制度』という強制加入で給与から天引きされ、雇用主と従業員の労使折半になります。『企業型確定拠出年金』は多くの人が理解しないまま申請書に記入しているので、早急に投資先を確認し、納得がいく投資先に変更しましょう
▪︎【結論】お金の不安を減らすにはお金について学びましょう
お金の不安は誰にだってありますが、日本にはお金の教育がありません。つまり、不安をなくすためにはお金について自ら学んでいかなければいけません
まずは、あなたの収入と貯金でお金を守る力を高められるかが大切です
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