集中力が勝手に向上する行動4選
①脳の根源的な本能に従う
脳神経外科医の林成之さんによると、脳には『生きたい』『知りたい』『仲間になりたい』の3つの根源的な本能があるそうです
これらに逆らうことで脳のパフォーマンスは急激に低下してしまいます
例えば、スポーツなどで『勝とう』と思った瞬間に人間の能力にはブレーキがかかってしまいます
というのも、『勝とう』という考えは脳の『仲間になりたい』という根源的な本能に反してしまうからです
怠けたがる自分に対して『集中力が途切れた』と頭の切り替えどき、やめ時と教えてくれる仲間だという認識が大切です
集中できなくなった時は怠けたがる自分に『ありがとう』と告げて一旦リフレッシュした方が集中力を取り戻せる確率は高くなります
②室内のCO2濃度を集中レベルにする
集中力を測定できるメガネ型のデバイスである『JINS MEME』の開発で知られている井上一鷹さんによれば、室内のCO2濃度が低い方が集中しやすいそうです
数時間に1回窓を開けることで低いCO2濃度を保つことができます
『集中力が途切れてきた』と感じたらとりあえず立ち上がって窓を開けるなど換気に注意を向けていくのが集中力を高める行動の1つです
③呼吸で脳内のCO2濃度を操作する
医学博士の加藤俊徳さんによれば呼吸回数を減らすと肺のCO2濃度が増えてそれに伴い脳内のCO2も増えて脳の血管が開き血流が増えるそうです
すると、結果的に脳に新鮮な血流が上がっていきます
つまり、意図的にゆっくりとした呼吸を行い脳内のCO2濃度を操作することで脳の血流量が増えて集中しやすい状態を作り出すことができます
④目の前の集中すべき対象以外を排除する
TO DO リストやカレンダーなどの他の情報が見えてしまうものは私たちの集中力を奪ってしまいます
それらが視界に入ると常にそれら考えておかなければならない状態になります
今、要らないものを隠すことは目の前のことに集中するための最も簡単な方法です