「一度きりの人生」が私の中に狂気を。

一度きりの人生という普遍的な事実は、一部の哲学的な思想に傾倒した者もしくは完璧な人生を手に入れたい者にとっては、狂気の病原体にしか見えない。
毎年毎日何万もの形の異なる生命が神の祝福の下で生まれ、この大地に躍り出る。
ある物はすぐにワシに捕食される運命にあれば、ある者は晩年に斬新な定理を提唱し、それに基づいた新技術が湯水の如く溢れ出し、世界を少しだけ救うヒーローになったりする。
奇しくも人間として生まれた私は、歴史の教科書や映画、ドラマ、小説、友人の話を通して、多様に生きる同種の物語を見てきた。
ある者は、知らないことを知るべきだと主張し、また別の者は、世界中が熱狂した赤配工管のゲームを生み出した。
ある者は、ディズニーが惚れる原作を机上で書き上げ、また別の者は、口うるさい隣人を殺して捕まった。
ある者は、隣に眠る未知の大陸をインドと思い込み、また別の者は、演説で人を魅了し目新しい敬礼を大衆に広めた。

彼らの個性的なシナリオを一つ一つ噛み締め、参考にし、自分の性格と照らし合わせて、人生を完璧にデザインしようとした。
コーヒー片手に図書館にこもった18の夜、その日から自分探しはスタートした。
限りなく無音に近い世界に眠る大量の図書、それらから溢れ出る人類の物語に、驚き、戸惑い、慟哭し、何度も心を打たれたことか。
だが自分探しの旅はきっと永遠に終わらないだろう。狂い狂った病原体から逃げ切るまで、この列車は止まらない。

そして、この長旅は僕を芸術家にした。いろんな思いが溢れて仕方ないのだ。

SNSばかり見て腐り切った僕、バイバイ

スマホの引力に血がえげつないことになっています

ハサミにも生命が宿ってたら？

正しく使えば、物を切る仕事として社会に貢献できる。でも、人殺しの凶器として使われてしまったら？今にも不安で狂い出しそう。

ホッチキスならどうか？

複雑な構造のため、奇形として生まれてしまった。それでも僕は、普通のホッチキスと同じようにとじることはできるから、全然気にしないさ。

自分がごちゃごちゃ

マイケルジャクソンとかプリンスとか遠い人種の生み出した曲に憧れが止まらない。ただ、自分には自分にしか出せないものを生み出したいという野望がある。