ふえ~るビスケちゃん【No.260】
叩いて叩いて倍々に
「ポケットのなかにはビスケットがひとつ
ポケットをたたくとビスケットはふたつ
もひとつたたくとビスケットはみっつ
たたいてみるたびビスケットはふえる」
ビスケットって聞くと、ほぼほぼ頭のなかではこの曲が流れるんですよね。
ビスケットの歌の代表ですよね。
曲のタイトルは「ふしぎなポケット」っていうんですよね。
勝手にビスケットが増える歌とか、魔法のポケットみたいな呼び方をしていたので、ちゃんとした名前を聞いたとき、あぁ~なるほどね~!って納得しましたね!
歌詞をちゃんと見てみると、1個ずつ増えていくんですね~!それこそ倍々で増えていくんだと思ってました(笑)
だって、叩いて増えるってことはねぇ~(笑)
そう思っていたわけですが、夢のある曲なので想像を越えてくるわけですよね。
今日、2月28日はビスケットの日なんです。
だから、ビスケットが出てくる曲の話から始まったわけですが。
江戸時代、元号でいえば安政。
1855年の2月28日、パンの製法を学ぶために
長崎に留学していた水戸藩の蘭医・柴田方庵が、
同じく水戸藩の萩信之助に、オランダ人から学んだ軍用のパン・ビスケットの製法について書いた『パン・ビスコイト製法書』の書簡を送ったんです。
これが、ビスケットの製法を記した日本初の文書だと言われています。
ビスケットって聞くと二つのものが思い浮かんだりしませんか!?
なんかクッキーみたいな感じとか、かーさんケットみたい感じのちょっと口の中の水分が持っていかれちゃいそうなあの感じの食べ物と、
ケンタッキーフライドチキンで、セットを買うと選べるスコーンみたいな少しふっくらした感じの食べ物。
どっちもビスケットって呼びますし、ビスケットといえば出てきますよね!?
なぜ、同じ名前の食べ物があるのか?
それは、ビスケットの材料が関係しているのです。
小麦粉に牛乳とショートニング、さらにバター、砂糖などなどを混ぜて、サクサクとした食感に焼いたものがビスケットなんです。
つまり、材料が同じであれば、サクサクカリカリでも、サクサクふわふわ~でもビスケットなんです。
違いがあるとすれば、イギリスではどちらもビスケットって呼ぶんですって。
アメリカだとどっちとクッキーになっちゃうんです。
結果として日本人である我々は好きな感じに呼んでいけばいいんじゃな~い(笑)ってことになりました!
ビスケットって言葉の語源は、ラテン語で
「2度焼かれたもの」という意味がある、
「ビス・コクトゥス」です。
この「2度焼く(にどやく)2(に)と8(や)があることの語呂合わせの意味も含まれていて、本日2月28日が、
ビスケットの日なんです。
皆さんはどんなクッキー、ビスケット、スコーンが
お好きですか!?
宗田はケンタッキーフライドチキンのビスケットに、メープルシロップをつけて食べるのが割と好きです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。