一瞬を永遠に
ともに時間を刻む
1883年―明治16年1月27日。
伊勢新聞および三重日報に、
「中尾勝三郎」という男性が「先頃女房を離縁して不自由勝ゆえ、貧富を論ぜず、十七歳以上二十五歳にて嫁にならうと思ふ物は照会あれ」
という求婚の広告を出したんですって。
これが新聞に求婚広告を出した第一号なんだそうです。この広告には続きがあって、中尾さんは近くに住んでいた19歳の女性とめでたく結婚することが出来たとのことです。
新聞で婚活をするなんて、その当時では最先端だったでしょうかね。お見合いの制度自体が見直されていたり、マッチングアプリで出会ったりして結婚するなんてことも令和の世では違和感がなくなってきましたよね。
求婚って簡単にいえばいわゆる「プロポーズ」。
交際関係がなくても、いきなりプロポーズをして結婚してしまう0日婚っていうのもあったりするわけですが、きっかけとしてやっぱりプロポーズはなくてはならないようです。
オシャレなレストランに行って、夜景を見ながら、指輪の箱をパッカーン!とかやったりするんでしょうかね。
結婚の予定も結婚をする気も全くない人間だと想像出来ないシチュエーションってたくさんあるんでしょうね。
イギリスのことわざで「結婚は悲しみを半分に、喜びを2倍する。生活費は4倍にする。」
というのがあって、なるほどなぁ~と10代の頃は思いました。
生活費を4倍にしても、一緒にいたいと思える相手―ともに時間を刻む相手なわけですが、
そんな覚悟が結婚したことがある人にはあったということですよね。
少し前の記事ではないですけど、まさに清水の舞台から飛び降りるくらいの感覚がありますね。
ただ、それだけの覚悟を持って行動するのに、離婚するってことに謎というか不思議がありますよね。
なんかこれ以上書いていると、言わなくてもいいことを書いてしまいそうなので、今日はこの辺りで〆ましょう。
今日、1月27日は求婚の日です。
一瞬が永遠になるのが恋で、永遠が一瞬になるのが愛なんですって。
結婚することが恋なのか愛なのかはよくわかりませんし、もはや情しかなんてこともあるかもしれませんが、今日1日くらいは初心の気持ちで過ごしてみるのはいかがでしょうか!?
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。