ノーベル賞には数学賞がない
諸説ありますが……
ノーベル賞で有名なノーベルさんは、
ダイナマイトを発明したことで、富を得ます。
それを私欲のために使うのではなく、人類に貢献した人に使いたいということを遺言に書いていたそうです。
ノーベルの死後に財団が作られて、今から遡ること、120年前の1901年の今日に第一回の授賞式が行われたことで、ノーベル賞制定記念日になっています。
ノーベル賞は5個の賞+1個の賞になっているんです。物理学賞・化学賞・生理学医学賞・文学賞・平和賞に経済学賞。
なぜ、経済学賞だけがプラスワンなのかといえば、経済学賞だけはノーベルの遺産からではなく、スウェーデン国立銀行の基金によって、賄われているため、ノーベル財団がノーベル賞ではないとしていることで、ノーベル賞の1部の扱いになっているようです。
ノーベル賞の授賞式は、ノーベルの命日である12月10日に、平和賞はオスロで、その他の賞はストックホルムで行われています。
日本人の授賞者も毎年のように出てきていたりして、割と身近になりつつありますよね。
その発明のすごさを理解することはなかなか出来ませんが、それでも世界的に表彰されている姿を見ると、嬉しくなりますね。
ノーベル賞には文学賞はありますが、理数系の賞が多い中、数学賞がないのに疑問を感じませんか?
この話は諸説があり、これも事実ではないかもしれません。
それでも、素晴らしい発明家であっても、
人間くさいところがあるだなぁ~というエピソードがあるようで。
恋敵が数学者だったからと言われています。
ノーベルと同じスウェーデンにミッタク・レフラーという人物がいます。
このレフラーとロシアのソーニャ・コワレフスカヤという彼もが惹かれてしまう美貌の女性を巡って、バトルを繰り広げたとか広げていないとか。
そんなこんな、すったもんだで、ノーベル賞に数学賞を作ってしまうと、いずれレフラーが授賞してしまうかもしれないということで、遺言にも綴ったという話があります。
この話を聞いたときに、才能があるないは恋愛おいては関係ないことなのかもしれないと、少し笑ってしまいました。
のちに、数学のノーベル賞と言われるフィールズ賞というのが生まれるので、それはそれでたくさんの賞が生まれるきっかけもなったということですね。
このフィールズ賞も、ノーベルがいなかったら生まれ亡かったとすると、ノーベルが残した功績は多岐に渡りますね。
ノーベルがダイナマイトを作っていなければ、
SMAPのダイナマイトもなかったのかぁ~。
ノーベルありがとう!
というわけで、本日11月27日はノーベル賞制定記念日です。