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虎進むのだ。


一年も上半期を終えて、折り返しの下半期の7月になると思い出すのは、一人の男のことだ。


7月といえばなんとなく七夕。
織姫と彦星が会うことが出来るロマンチックな
1日がやってきて、それになぞらえて遠距離恋愛の恋人たちが素敵な再会をしたりする
そんな夏の暑さも一段と上がりそうな季節のドラマがあったりなかったりする7月。


今考えてみても、信憑性も証拠もない。
タネも仕掛けもないそんなことをすごく信じていたのか。
子供だったからなのか、なんか滅亡するということに言葉にし難いワクワク感があるからだろうか。


この文章を書いているということは彼が預言したことはそうならなかったということだ。
それでも、思い出すこと。
二十歳になることなく生涯を終えるかもと思っていたあの夏、チケットが取れたのにバイトが休めずラルクのライブに行けなかったあの夏。


7月が来ると思い出してしまうんだよなぁ。
遠距離をしていたあの娘と話した天の川のこと。打ち上げ花火をほぼ真下から見たことを。


トラススムノダ。穴g。





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