見出し画像

Cowkin

 上のタイトルはグーグル翻訳で『ひょうきん』と入力して現れた単語である。
 cowkinをネットで調べても出て来ない。カウスキンと表示される。
 つまり翻訳が出来なかったため『ひょうきん』の音をそのまま変換したものと思われる。

 ちなみに『ひょうきん者』はdroll personだそうだ。

 さて、以下から本題だ。

『へうげもの』

 嚙めば嚙むほど味が出る、そんな漫画である。
 先日、三周目を読み終えたところだ。
 
『茶器』をテーマにした珍しい漫画だが、アニメ化もされている。

 そして私とは縁の遠いテーマだ。
 
 なぜなら私は余計な機能は必要ないという人間だからである。

 食器は使えればいい。
 車は走ればいい。
 絵画は飾らない。
 花を育てるくらいなら野菜を育てたい。

 生きていく上で余分な物はいらない、そんな面白味のない人間だ。

 しかし『へうげもの』を読んでそんな考えを些か改めることにした。

 私が不要とした物から会話が生まれ、相手を知ることができるかもしれないと思ったからである。

 サボテンを育てはじめたのもこの本を読んだ影響かもしれない。

 なので、この漫画はミニマリストにこそ読んでほしい漫画である。もしかしたら、不必要な物から必要な物を見つけられるかもしれない。

 最後に。
 Cowkinというタイトルは意味のないただの誤変換だけど、これはこれで味があるように思えたから採用した。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?