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色んなことを知ったら知った分だけこの世から怖いものを消せると思うし、想像力がなくって人を傷つけるみたいなこともなくなると思うし。経験値大事って思う人
もっといろんな仕事しとけばよかったな、って思ったりするよもう45歳にもなると。いまだに信じられない、自分がもう50歳に手をかけようとしているなんて。
体もあちこちガタがきていて、それなりに老化してきていると思ってる。あごひげに白髪あるし。なんだろう、でもまあ、精神はいまだに元気だなあ。
うん、人生は? 人生はいまだに面白いというか。私はなんだろうな、20歳からずっと面白いかも。それまでは結構しんどかった。いや、20から上向き始めで、20代はまだ苦しくて、30からは結構明るいかも。
いや、まあ、今でも苦しいことはあるか。自分の望んだ苦しみとはいえ、でもまあ、苦しみっていうのはまだまだあるよね。
なんだ、なんの話だ?
そうですね、人間、楽しむ心があれば、なんでも乗り切れますよ。
逆に、楽しむ心がなければ、どんなに良い状況でも不幸になるよね。そうですね。と、言うことは、一番重要なのは、心構えなのですかねえ。
ということで無名人インタビューゴツ!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは あおいろ ちゃろ さんです!
年齢:20代前半
性別:保留
職業:フリーター。いろいろやってる
現在:これ気になるなと思ったらすぐそっち行っちゃったりとか、テンション上がったら歩くの速くなったりとか、好きな場所に行ったらゆっくりだったりとか、「なんか犬みたい」みたいなことを言われて、散歩してる犬みたいな。
まつ:いま何をされている方ですか。
ちゃろ:今は保育士と、子ども向けのプログラミングスクールの先生をやってます。
まつ:保育士とプログラミングの仕事は保育園でやっているんですか。
ちゃろ:スクールは習い事みたいな感じのところで、保育士は普通に保育園です。
まつ:時間の配分はそれぞれどれくらいなんですか。
ちゃろ:週3が保育園で、スクールが週2です。
まつ:保育園でのお仕事内容を詳しく聞いてもいいですか。
ちゃろ:今、派遣で働いてるので、ヘルプの先生みたいな。その時その時で、今日はこのクラスに入ってとか、何時からこっち手伝ってとか、そんな感じです。
まつ:プログラミングスクールではどういうことをされているんですか。
ちゃろ:子ども向けの習い事みたいなスクールで、保育士とはまた全然違う仕事なんですけど。保育園幼稚園の子から一番上で中学生くらいかな。ゲーム作ったりとか、ロボットを作ったりとか、そういうのを教えてます。
まつ:保育園とプログラミングスクールで働くようになった経緯を聞いてもいいですか。
ちゃろ:フリーターなので、スクールは友人の紹介で、話聞いて楽しそうだったんで始めて。保育士の方も、保育士の資格があるから保育園で働いてみようかなと思って始めた感じです。
まつ:両方掛け持ちでやろうかなと思った理由はあるんですか。
ちゃろ:えーなんだろうな、なんかふらふらーっとフリーターしてたらこうなったっていうのが、正直一番。これといった理由はたぶんないですね。でも、1個のことだけやってると飽きそうっていうのもあるかもしれない。
まつ:1個に絞るよりも複数に分散されているほうがご自身では向いてると感じますか。
ちゃろ:そうですね。なんか「これを軸にして頑張るぞ」みたいな目標が今のところ多分なくて。週5で同じ仕事をやってもなって、そんなにやりたいこととかないよなっていうのが今の状況に近いかも。
まつ:今の働き方になる前に、週5で同じ仕事をしていた時期はあったんですか。
ちゃろ:そうですね、1回働いてたことがあるんですけど辞めちゃいました。
まつ:お仕事以外で趣味やハマっていることはありますか。
ちゃろ:note書くのとかは習慣になってるかもしれないです。
まつ:noteはどういうときに書いていますか。
ちゃろ:なんか思い出したことがあったときとか、面白い経験があったときに言語化したいなっていうのがあったんで、どっか出かけた日とか昔のことを思い出したときとかに書いてます。
まつ:noteをやろうと思ったきっかけはあるんですか。
ちゃろ:久しぶりに会った友達と、「久しぶり、最近どう?」みたいな話をすることってあるじゃないですか。そのときに、楽しいこととかいっぱいあったのに、うまいこと伝えられなくって。最近見た映画の、こういうのが良かったんだ、こう思ったんだ、みたいな話ができなかったのがすごく悔しくて、もうちょっと言語化できるようになりたいなと思って始めました。
まつ:お友達と話すのと、書くこととの違いは感じていますか。
ちゃろ:そうですね、書くことの方が時間かけれたりとか、書いてから修正できたりとかできるので、難易度が低いなって思います。
まつ:書いているときはどんな気持ちになりますか。
ちゃろ:割となんか冷静というか、作業的かもしれないですね。でも、自分にとって大きい経験だったなっていうものに対しては、疲れるなしんどいなと思いながら書いてます。
まつ:ご自分のことはどういう性格だと思いますか。
ちゃろ:うーん、マイペースかなと思います、かなり。
まつ:どういうところがマイペースだなと思いますか。
ちゃろ:散歩してて、友達と。「お前の隣を歩くのは難しい」みたいなことを、そのとき友達に言われたんです。これ気になるなと思ったらそっち行っちゃったりとか、テンション上がったら速くなったりとか、好きな場所に行ったらゆっくりだったりとか、「なんか犬みたいだな」みたいなことを言われて、散歩してる犬みたいな。もう物理的にペースが、とにかく自分のペースで私はやってるんだなと。言葉通りなんだなっていうのがそのとき面白かったっていうのと、あとは親とか先生とか友達とかから、ずっと言われ続けてきたので。自分の性格っていうと、とりあえずマイペースなのかなっていうのは思ってます。
まつ:周りから言われる自分の性格と、自分が思っている性格は一致していると思いますか。
ちゃろ:本当に周りの言う通りだと思います。
まつ:マイペース以外で、こういう性格だねって言われたことはありますか。
ちゃろ:楽観的とか、あと割と気が長いっていうのも言われるかもしれない。あと、面白そうだなと思ったら突っ込んでいっちゃうところがある。それこそ、バズーカ打ちたいからカンボジアに行こうとか、楽しそうだから今日はマッスルバーに行ってから帰るわとか、一人暮らししたからヘビを買おうとか。「気づいたらなんか行動してるよね」みたいな、「大体事後報告だよね」って友達から言われたことがあって。楽観的、あんまり深く考え込まずに動く癖があるかもしれない。
まつ:突発的に動くっていうことに対して、自分ではどう思っていますか。
ちゃろ:あーでも、後悔したことあんまないですね。後悔するの嫌じゃないですか。だから後悔しないように動いてるのかもしれない。
まつ:何か最近思い悩んでいることはありますか。
ちゃろ:なんだろうな、思い悩んでいること。本当に何でもいいんだったら、シェアハウスを出たいけど出たくないなっていうのが最近の問題を占めてるかもしれないです。
過去:高校で生まれて初めてちゃんと勉強したなってのはあるかもしれないです。けっこう私受験が楽しかったんですよね。
まつ:子どもの頃はどんなお子さんでしたか。
ちゃろ:とにかく本が好きで、毎日めちゃくちゃ読んでました。
まつ:どんな本を読んでいたんですか。
ちゃろ:小説ばっかだったと思います。保育園の頃だったら、カラスのパン屋さんの絵本がめちゃめちゃ好きだった気がします。あと、「もこもこもこ」だったかな、オノマトペばっかりの絵本。
まつ:性格はどんな感じでしたか。
ちゃろ:自由人だったと思います。友達と遊ぶのは結構好きでしたね。あんまりアウトドアな感じではなかったんですけど。
まつ:お友達とはどういう遊びをしてましたか。
ちゃろ:ちっちゃい頃とか、小学校低学年ぐらいだったらごっこ遊びしたり。あとゲーム、妹弟が下にいるんで、みんなで遊べるゲームみたいなのが結構家にあったので、家のテレビで友達とゲームしたりとか。ある程度大きくなったら、小学校中学年高学年とか、ネイルチップ作って遊んでました。ネイルチップ作ったりとか、プリクラとりに行ったりとか、そういうの結構はまってた気がします。
まつ:親との関係はどうでしたか。
ちゃろ:ひたすら平和。父親は過保護気味なお父さんって感じなんですけど。お母さんが割と友達感覚のお母さんで、本当にちっちゃい頃とかはあれですけど、ある程度年齢が上がってくると母親っていうより友達みたいな感覚で関わってました。一緒に遊びに行ったりとか。
まつ:中学校はどんなふうに過ごしていたんですか。
ちゃろ:中学校は、部活はね、入らなかったんですよ。1回科学部のカルメ焼きにつられて入ったんですけど、べっこう飴とかカルメ焼きつくって食べられるからって。でもあんまり気の合う感じの子がいなくてすぐやめちゃって。中学校は、そうだな、レジン作ってたかもしれない。レジンってご存知ですか。
まつ:分からないです、レジンってなんですか。
ちゃろ:ライト当てたら固まるみたいなやつがあって、それ使ってアクセサリー作ったりとかできるんですよ。ハンドメイドとか、そういうのが好きな友達がいて、その影響で手芸みたいな感じのことして遊んでました。あとは中学校でボーカロイドが流行ってたので、動画見たりとかして遊んでました。
まつ:中学卒業して、高校ではどんなふうに過ごしてましたか。
ちゃろ:高校はライブに行き始めて、ライブ素晴らしいなってなってました。ライブグッズとか集めて、かばんにジャラジャラつけてました。
まつ:初めて行ったのは誰のライブだったんですか。
ちゃろ:MAN WITH A MISSIONっていう、あの頭が狼の人たちです。
まつ:MAN WITH A MISSIONはどんなきっかけでハマったんですか。
ちゃろ:たぶん母親ですね。ライブ映像とかリビングのテレビで流れてて、見てるうちにずぶずぶにハマりました。
まつ:ライブのどういうところがいいなって思ったんですか。
ちゃろ:熱量がすごくて、アーティストもだし、見に来てる観客もだし。ライブが始まった瞬間に、わーって前の方にみんなが押し寄せて、でっかいスピーカー、何台もあるスピーカーからバシバシに音が響いてくるっていうのがめちゃくちゃ気持ち良かったので。あちこちライブ行ってはラババンやタオル買ってました。
まつ:高校時代、ライブ以外に記憶に残っているようなことはありますか。
ちゃろ:高校で記憶に残っていることだと、生まれて初めてちゃんと勉強したなってのはあるかもしれないです。けっこう私受験が楽しかったんですよね。目標に向かって頑張るとか、何かを習慣化するために努力するみたいな、そういうのが初めてだったので。受験楽しかったなっていうのは、思い出深いです。
まつ:受験に向けて勉強やろうかなと思ったきっかけはあるんですか。
ちゃろ:一応進学校に入っちゃったんです、高校で。でも私、大学に行く気がなくて。進学校に入ったんですけど数学が嫌いすぎて、大学に行かないつもりで過ごしてたんですね。だから授業中暇なんですよ、勉強しないから、やることがなくて。授業の内容にはついていけないし、でもなんか周りみんなおとなしくしてるから邪魔できないし。やることなくて暇だなどうしようと思ったときに、この暇な時間で勉強してみたらどこまで私は伸びるんだろうって。なんか暇すぎるし勉強しようと思って、せっかくなら受験しようと思いました。やってみたら思ったより伸びて楽しかったから、家でも勉強するようになって。志望校ここです合格したいです頑張りますって言えるようになって。でも志望校は得意な科目ベースで受験できるところにしたので、要らない科目の授業中に全然関係ない科目の勉強やったりとかもしてました。
まつ:勉強していて面白かったのってどんなところでしたか。
ちゃろ:伸びてくのがやっぱり楽しかったです。全く見覚えのなかった単語がわかるようになってくるとか、あとは、この勉強法であってるんだとか。あと、良い点数を取ると親からご褒美もらえてたので、戦利品が自分の棚に増えていくのが嬉しかったです。
まつ:高校卒業後は大学に進学するんですかね。
ちゃろ:はい、狙ったところに受かれたので、大学入って福祉の勉強してました。介護とかではなくって、社会福祉の学科に入ってました。専門が児童福祉、子ども関係。
まつ:大学で勉強以外でやっていたことはありますか。
ちゃろ:初めて一人暮らししたので、アパートで一人暮らしして浮かれてました。
まつ:大学卒業後はそのまま就職されたんですか。
ちゃろ:そうですね、大学卒業したタイミングで東京出て。保育関連でした。
まつ:最初の就職からどういう経緯で現在の働き方になっていったんですか。
ちゃろ:就職したところが、あんまり私が続けたいなと思える環境じゃなかったので仕事をやめて、保育士以外の、在宅ワークで使えそうなスキルを身につけたくてプログラミングの勉強して。そしたら友達が、子ども向けのプログラミングスクールを紹介してくれて。フリーターでいろんなバイトしてたんですよ、コールセンターとかなんやかんやとか。最終的にああ結局子どもが好きだなと思って、今は派遣で保育士してます。
まつ:子どものどういうところが好きですか。
ちゃろ:昔からちっちゃい子の相手が好きだったので。まず第1にかわいいっていうのが大きいんだと思いますけど。あと飽きないですね。毎日毎日相手してても、毎日新鮮な何かをしてくれるので。かわいいし飽きないし、あとひたすら可能性とか希望がある感じも好きです。
未来:なんかそれこそベッドの上で寝たきりとかになっても、たぶんそれなりに楽しくやってける自信がなぜか私あって。ひたすら長生きしたいな、これからどうなるんだろうなって思ってます。
まつ:5年後10年後、死ぬときまで想像してもらってもいいんですけど、未来に対してどういうイメージをお持ちですか。
ちゃろ:それで言うと、やりたいことリストを作ってるので、それを全部達成できてたらいいなと思います。あとはひたすら長生きがしたいです。
まつ:やりたいことリストにはどんなことが書いてあるんですか。
ちゃろ:マグマが見たいとか、6大陸全部行ってみたいとか、そういうのもあるし。なんらかの特技が欲しいなとか、トマトを美味しいって思いたいなとか、そういう何かしょうもないこともあります。瓦割りたいとか。あるんですよ、瓦割り体験できるところとか。なんか楽しそうだなと思ったものがひたすら書いてあります。
まつ:そういうやりたいことってどういうときに浮かんでくるんですか。
ちゃろ:えーなんだろう、でもテレビとか小説とかYouTubeとかで見て、面白そうと思ったものが出てきてるのかもしれない。なんかいつからあるのかよくわかんない願望とかあって、そういうものは自分でも謎です。
まつ:長生きしたいって思うのはどうしてですか。
ちゃろ:シンプルに、その分いろんなものを見れるじゃないですか。時代の変化とかすごい興味があって。なんかそれこそベッドの上で寝たきりとかになっても、たぶんそれなりに楽しくやってける自信がなぜか私あって。ひたすら長生きしたいな、これからどうなるんだろうなって思ってます。それこそあれですね、仮想空間みたいなところがリアルと繋がって、寝たきりになってもバーチャルに生きれるみたいな未来になったら面白くないですか。
まつ:ご自身がこうなりたいなみたいなものはありますか。
ちゃろ:えーなんだろうな、不老不死になりたいとかロボットになりたいとか、そういうのはいっぱい出てくるんですけど。仕事、そうですね、「これを自分の軸にするぞ!」みたいなものが何かできてるといいですよね、仕事とか。……あんまり変わらない気がするんですよね、私。どうなりたいかな、でも経験豊富なおばあちゃんになりたいです。
まつ:色んな経験をしたいと思うのはなぜですかね。
ちゃろ:そうですね、刺激を求めてるのはあると思うし、なんか「これやりたい」から実現できたら自己有用感みたいなのが生まれるじゃないですか。実際私はできるぞ、できたぞ、みたいな。っていうのもあると思うし。あと色んなものを知ったら、なんだろうな、色んなことを知ったら知った分だけこの世から怖いものを消せると思うし、想像力がなくって人を傷つけるみたいなこともなくなると思うし。経験値大事って思います。まあでも、楽しそうっていうのが一番大きいです。
まつ:今まで生きてきて、しておいてよかったなと思う経験はありますか。
ちゃろ:しといてよかった経験か、なんだろう、自分のとこで書いちゃったんですけど、あの、シャチ食べたこととか、あれはよかったですね。あと髪の毛好きな色にしてたときとかも。宿とか一切取らずに友達とリュック1個で4日くらい沖縄に行ったときも、けっこう楽しかったです。楽しかったし、ノープランでも何とかなるぞっていう経験ができてよかったです。
まつ:最後に、インタビューの感想や読者の方へのメッセージなどはありますか。
ちゃろ:思ったより自分が何も考えてなくてびっくりしました。ふらふらーっとしてるなと思って面白かったです。
まつ:ありがとうございます。
あとがき
動物や子供がかわいいのは、自分の思うがままに動いているからと聞いたことがある。
先日、カフェでお会計のときに子供が「たっか!」と、大きな声で言っているのが聞こえた。周りにいた人たちは笑い、その場はなごやかな空気になっていた。これがもし大人だったら、真反対の空気になっていた可能性もある。そうだとすれば、この子もいずれこうやって笑って許されることはなくなるのだろうか。その境目があるとしたらどこなんだろうか。
「思うがまま」が許せないときは、自分が無意識に我慢しているのかもしれない。そういうときに自分と同じ大人が自由にしているのを見ると、うらやましさや嫉妬が生じる。我慢を覚えた結果、それが他の負の感情を呼び起こしてしまうなんて難儀だなあと思う。
つらつら書いてきたが、インタビューを通して一番強く感じたのは、「犬みたい」って言われるなんてめっちゃいいな!!ということだった。短い時間だったが、たまにふらふらっと歩くように話が進むのを楽しんでいる自分がいた。
【インタビュー・編集・あとがき:安東】
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