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合わせ鏡のように自分を知る

研修2日目で最終日。

東大式エゴグラムでコミュニケーション・行動特性を知ることから始まった。53の設問に答えて、自分のパターンを知るのだ。

やり方は質問毎の点数を分類してカウントして、以下の5つの自我状態を描くのだ。

 P(親の心)- CP(批判的な親)、
      NP(養育的な親)
 A(大人の心)
 C(こどもの心)-FC(自由なこども)、
         AC(順応なこども)


これらの自我の状態の分布を知ることで、強み・弱みの傾向について知ることができる。ただし高すぎても低すぎても平均的でも、何がいいとは言い切れないような設定になってくるのだ。

行動パターンを変えるには。自分の中の低い自我状態を高めるようにしたほうが良いらしい。(高い自我状態を抑えるよりは、低い自我状態を伸ばす方が想定的で有効でもあるそうだ。)
例えば、CPを上げるには、自分の考えや意見を主張してみる(例:~すべきです)などの、行動を意識して変えていくことで、自我状態が変わってくのだ。

考えや行動の癖をエゴグラムで見える化した後は、その人の価値観をあぶりだすワークをやった。

Valuescard(価値観カード)というトランプサイズの紙がテーブルごとに配られババヌキのように手元のカードをとって、捨てて、という作業を何回か循環していくのだ。その時、カードは自分の仕事に対しての価値観と思えるものを集めていく。

「宇宙」「愛」「美」などをえらんだ人
「躍動」「一生懸命」などをえらんだ人、
「堅実」「やさしさ」などを選んだ人など

価値観のキーワードを集めて、可視化して感想をシェアする、といやりかたで、より認識している価値観を強めることができるのだろう。

更に、クロージングに向けて、前日抽出した自己のつよみ、今日やってきた、環境変化予測や価値観の認識から、キャリアビジョンを作っていく。

私はNLPを活用したコーチングやカウンセリングを始め、そちらに比重を移していくプランを描いた。なにせ、二十年後くらいまで書く欄があるのものだから、「AIを活用したアプリもだします」みたいなことまで発表してしまい、同じグループのみなさんにもウケた。

グループのみなさんはより現実的で短期的なプランが多かった。責任ある仕事を長年やっていると思考の範囲も癖がついているのだろうか。
しかし、笑いの絶えない良い雰囲気のグループで楽しく過ごせたのが何よりだった。出会いは必然であり、この後にもつながるものであろう。

最後に、価値観のワークのときに、講師からの事例として日ハムが大谷翔平選手を獲得したときの話が興味深い内容だった。

大谷選手の価値観に寄り添い、MLB一本やりだった彼の考えを変えることに成功して、入団を勝ち取ったということだった。モチベーションを引き起こす言葉がけ、行動には、モチベーションの源泉=価値観を知り、動かすということも大事ということだ。
有名な9マスを使った目標設定の紹介もあったが、これは別のタイミングで取り上げることとする。

最後にメンバーからいただいたことば
「NLP期待してます」
「前向きなアドバイスありがとうございます」
「20年後メディアに映る姿楽しみにしています」
「そのバイタリティーあふれる笑顔があれば、何があっても大丈夫です」
ホントに素敵な皆さまに恵まれて幸せな二日間でした。

読んでくださってありがとうございました。 もしもサポートいただいたなら、明るいことや良い氣分の循環につながる活動に使います。