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アメリカのTrader Joe's で働いていたときの思い出①〜Private Eyes
まずこの記事を読む前に、この曲を流しながら読んでください。
私はアメリカに住んでいる時、「Trader Joe's」(トレーダージョーズ)というファンキーなスーパーマーケットで5年間働いていました。
Trader Joe's 知ってるかな? 日本ではトレジョとよばれているらしい。よく、トレジョのエコバッグを持ってる人をよく見かけます。
サンフランシスコのトレジョで5年間働いたんだけど、本当に楽しくて、今の私のwork ethicを確立する大事な場所になりました。毎日ほんとsitcomみたいにおもしろいことがあって、話したいエピソードがめっっっっちゃあります。本書けそうなくらい!
今日はその中のエピソードを1つ、、、、
トレジョは、基本的に、「仕事は楽しく働かなきゃ損!」みたいな雰囲気がありました。なんならそれが会社のモットーでした。もちろん覚えることたくさんあったり、時間内にやらなきゃいけない大変なこととかたくさんあるけれど、根底に「楽しく」っていってもそれを強制するかんじではなく、ほんと「気楽にいこうぜ」っていう雰囲気が働くCrew, Mate, Captain (トレジョの役職の呼び方)みんなにあって、それが私にはドンピシャでした。
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また前置きが長くなりそうなので本題に入ります。
私の働いていたトレジョには「暗黙のルール」がありました。
店には、いつもなんか有線?かなんかの曲が流れてて、だいたいそのとき流行りの曲とか流れてていたけど、時々70年代〜80年代〜などのオールディーズが紛れて流れることも多々ありました。みんな自分の好きな曲が流れたら一緒に歌ったり踊ったりしながら働いてました。
そして上に貼ってる曲、「Private Eyes」が流れたら、その「暗黙のルール」は発動します。
聞いてみてください。軽快なポップ!クラシックな80'sですね。で、もうね、この曲が流れ始めたらみんなそわそわし始めてたw
そのルールは、サビの部分の
"Private eyes (clap), They're watching you (clap clap)"
ここの(clap)のところで、レジを叩いてようが、品出ししてようが、荷物運んでようが、何してようが、その時やってることを一切放り投げて、(clap)のリズムに合わせて両手をあげてパンパン!と手をたたくことでした。
それを働いてる店員みんながやるし、そこのフレーズがなん度もかかるからなかなかの迫力で、お客さんは始め「え?え?」みたいになるけど、曲を聞いてすぐに事情を理解して、hahahahaと笑いながら一緒に歌ったり手を叩いたり踊ったりしてました。ザ・アメリカやでw
これが流れるの2、3週間に1回あったんやけど、毎回(日本じゃ絶対こうはいかねぇよな、、、、w)と思いながら踊ってた。
「就業中にふざけてた!!苦情!!」
「私のレジしてるときに突然踊り出した!!お客様がいるのに!苦情!!」ってなるよね、絶対。しんど。
もちろん、肩をすくめるだけでやらないcrewもいたし、急いでいたお客さんはちょっとイラっとしてたかなw でもそれも全部含めて、Trader Joe'sでした。
この曲は自分のspotifyでちょくちょく流れるんだけど、その度にこのこと思い出して、なんか切なくなります、、、。もう戻れないのかなぁ、、、。
日本で例えたらなんやろね、B'zが流れて「ウルトラソウル(HEY!!!)」で店員みんなが手をバッテンにしてジャンプする感じかなあ?w マツケンサンバのオレ!にあわせてみんながオレ!!って言って踊る感じかなあ、、、?w
これからアメリカ行くっていう人、スキルないけどどこで働こう、、、てなった時に、Trader Joe'sは、おすすめです! たかがスーパーマーケットって思うかもだけど、楽しく働けるはもちろん、各種保険もちゃんとしてるし、お給料も日本の同職の比じゃないです。それについては、次回書きます!
STAY TUNED…….I'LL BE RIGHT BACK ! :D
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