お客様へのヒアリングからITトレンドを予測してみよう! | ユニリタマガジン vol.72
皆さん、こんにちは。
ユニリタマガジン編集部です。
今回は10月に発行されたユニリタマガジン vol.72の内容をお伝えします。
ITコンシェルジュ活動からお客様の声をキャッチ
ユニリタは、お客様に寄り添い、お客様から気軽にご相談いただけるパートナー、「ITコンシェルジュ」になることを目指しています。その活動の一環として、定期的にお客様のもとへ足を運び、現在の課題や将来の計画、そしてシステム化の計画などを幅広くヒアリングし、状況を把握した上で、最適な解決策を提案する活動を行っています。
ユニリタマガジンではこれまでにも、お客様からのヒアリング結果をもとにしたか現在の課題やITトレンドなどをお伝えしてきました。
今回のユニリタマガジンでも、お客様へのヒアリングから見えるITトレンドの未来をテーマにお客様の生の声をお伝えしています。
ぜひ、ご覧ください。
見えてきた4つのトレンド
下の図はユニリタマガジン vol.72で掲載しているものです。
2023年1月から6月までの半年間のITコンシェルジュ活動で蓄積した約2600件のヒアリング内容を分析し、テキストマイニングした結果になります。
ヒアリングの内容から課題やキーワードを抽出し、その出現回数を面積で表した図になります。
話がすこし脱線しますが、実際のデータはもっとたくさんワード(単語)が出てきます。しかしワードが細かくなりすぎると、マイニングの結果が詳細すぎて関連性が薄れてうすれてしまうので、ある程度関連するワードでまとめています。
例えば、「社内に分散しているデータを収集したい」「複数のデータを集計加工し定期的にレポート作成をしたい」などの回答は、「データ活用」というキーワードとしてカウントしています。
この集計作業は編集部がヒアリングの内容を1件ずつ目で見てチェックした力作となっていますので、ぜひ本編をご覧いただけるとうれしいです。
また、ヒアリングはユニリタの社員が行っているため、ユニリタの製品やサービスに関連するワードが多く含まれている可能性があります。その点についてはご了承ください。
この結果から、
データ活用
カスタマーサクセス
クラウド活用
帳票
の大きく4つのトレンドが見えてきました。
それぞれのトレンドの概要をお伝えします。
・データ活用
「データ活用」は、DXの中心的な要素で、データの価値を最大限に引き出すことがビジネスの成功に不可欠であるとされています。企業はデータドリブン型の意思決定とビジネスプロセスの最適化に焦点を当て、競争力を維持・向上させるためにデータ活用を優先事項としています。
・カスタマーサクセス
「カスタマーサクセス」というキーワードが増加していることは、顧客中心のアプローチがますます重要視されていることを示しています。企業は顧客の成功を支援し、長期的な関係を築くことに焦点を当て、顧客満足度の向上を追求しライフタイムバリューの向上を目指しています。
・クラウド活用
「クラウド活用」もまた、柔軟性、拡張性、セキュリティなどの利点から、企業がシステム環境をクラウドサービスに移行し、効率的な運用とスケーラビリティの向上を実現する手段として重要視されています。
・帳票
「帳票」に関しては、2024年1月に本格施行される電子取引書類保管の義務化への対応が影響して出現回数 が増加している可能性があります。もちろん、DX推進の手段として帳票業務のデジタル化を検討している企業もありますし、ユニリタでも帳票の電子化やクラウド化などのDX推進を支援するソリューションを提供しています。
「ユニリタマガジン vol.72」では、この4つのトレンドについて、トレンドごとの特徴やお客様が感じている課題など、さらに詳しい解説を掲載しています。
また、2019年に実施した同様のヒアリング結果との比較を通じて、トレンドの変化や、現在のトレンドに至った背景などを考察しています。
詳しい内容は、「ユニリタマガジン vol.72」をぜひご覧ください。
データ活用人材の祭典! Waha! Day 2023
その他の記事として、10月20日に実施するイベント「Waha! Day 2023」の情報を掲載しています。
「Waha! Day 2023」とは、ユニリタが提供するETLツール「Waha! Transformer」の情報を中心に、「Waha!= Wakuwaku と aha!体験」をお届けするイベントです。
「Waha! Transformer」の効果的な利用方法の提案やデータ活用の成功事例など、実践的な知識やノウハウをお伝えし、データ活用を実践するためのヒントをお伝えするイベントとなっています。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
ユニリタマガジン vol.72 目次
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