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似たような困った人と関わってしまう

みなさんは、友達や同僚など、関わりが増えてきてから自分がしんどくなることはありませんか?私は、自分がしんどく感じた時に、似たような人やパターンに陥っていることに気付きました。毒親や機能不全家族の影響なのか、人間関係の癖があるようなので、振り返ってみたいと思います。

気がついたら困った人と関わっている

私は、毒親や寺という環境に我慢しながら生活したきたことと、「大人は嫌でも我慢して関わるものだ」「誘われるうちが華」と教えられてきたこともあり、嫌な気持ちを我慢しながら人付き合いをする癖があります。そのせいか、自分がどっと疲れる人には、パターンがあることに気付きました。

・私の話を最後まで聞かずに、自分の話をする
・だんだん遠慮がなくなってくる
・.私のことを下に見て関わる(学歴は私より低い場合  もある)
・面倒見が良い
・押しが強い
・依存的か感情的
・発達障害などの傾向がある
・周りのサポートが必要な人(仕事が1人でできない)

以上が、関わるうちに「またか…」と私がしんどくなる人の特徴です。仕事関係の場合は関わらざるを得ないため、本当に疲弊しました。

考えられる原因

私がいつも困るパターンに陥るには、理由もあると考え、分析してみました。

①我慢しながら不快な気持ちを示さずに関わるから
(自分の意志表示が下手)
②人に合わせる時に、自分を下に置きがち
③ハッキリ断るのが下手で入りこまれる
④相手のペースになりやすい
⑤早い段階で距離を置けない

寺で生活すると、檀家が相手なので「ハッキリ意志表示しないように関わること」と躾けられてきました。しかも、「断る」という選択肢はありません。こんな考えだと、自分がハッキリ言わないから、相手がどんどん入り込んできて、相手のペースになって、自分がストレスを感じるようになるんですよね…

しかも、周りからは相手にされないんだろうなという人が私の近くに残りがち。これは、周りは早い段階で距離を置いて、浅く関わるようにしているんだと思います。言葉にしないと伝わらない人で、依存されて距離も置けないというパターンの時もあります。

大人の顔色を覗って育ってきた癖


深堀りするなら、顔色を覗って育った分、「察する」力があって助けてしまうようです。見かねて手伝ってしまったり、問題が起こる前にサポートしてしまう。これは、本人にとっては成長する場を失わせているかもしれませんが、医療業界で働いていたら「ミスされたら困る」という気持ちでした。
ただ、サポートし切れずに起きた問題の時に、とんでもなく「自力で解決できない人」だったことが判明したこともあったので、私は自分が疲弊したのを機に、「失敗してリスクレポートに書いて反省してもらうまでが本人の責任」だと考え直して、線を引くようになりました。

今も境界線を意識しながらの生活

手がかかるタイプとは違い、押しが強かったり、面倒見が良いタイプの場合は、どんどん遠慮がなくなって入り込んできます。仕切ってくれることに賛成しながら関わるなら、上手くいくタイプの人です。

ただ、このタイプの中には「勢いで引っ張る非常識なタイプ」も含まれていました。今まで賛成されるのが当たり前だったのが、私が意志表示し始めると怒り出すこともあり、厄介でした。
社会人になってから、サークルなどで面倒なことがあった場合、大人の対応が上手い人は、そういう人を立てながら離れたり、上手くハッキリ断りながら関わっているんだなと学びました。

まとめ

気付かなかった頃の自分と比較すると、今の自分は成長できているのかなと思います。わかったことは、「自分が思っている以上にハッキリ断ってもちょうど良い」ということです。
また、断ることに対して「申し訳ない」という気持ちも、親からの刷り込みであって、「自分の気持ちや都合を優先することは悪くない」ということにも気付けました。
日々、刷り込まれた価値観や呪縛を解きながら、私は過ごしています。疲弊したのを機に疎遠になった人については、「無理して合わせてきた人間関係」として、一旦区切りをつけて「執着しない」生き方に修正したつもりです。
生き方を修正するにはエネルギーが必要です。もし新しい生き方を決断された方がいらっしゃれば、自信を持って進んでいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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