本のご紹介8
「世界不思議百科」コリン・ウイルソン+ダモン・ウイルソン 関口篤 訳
大英博物館に通い夜は付近のコンクリートのトンネルの中で野宿して本を書いた とすごく昔に本好きな知人から聞かされ。
ひとテーマ10~20頁でだろうか、「自然」「幻獣」「歴史」「事件」「超自然」「超心理」と大きな括りで六章ありその中に各テーマが幾つかおさめれれている。だいたい380頁ほどの厚さのある本。
積読で何年も経過してまだ「孤島の埋蔵金 財宝を埋めたのは誰か」だけしか読んでないんだよね。孤島の掘り起こすことがほとんど不可能な仕掛けが施された財宝(?)。誰がどうやってこの巧妙な仕組みをこさえたのか謎は深まる。
ざっとテーマを書いておこうかな。
自然
海底に没した大陸アトランティス
オルフィレウスと永久運動機械
生命を創造した男 アンドルー・クロス
シベリア大爆発の真相
バミューダ三角海域の恐怖
ヴェリコフスキーの彗星
幻獣
悪魔の足跡
ベン・マックドゥーイ山の灰色の巨人
ビッグフットあるいは雪男について
ネス湖に海獣はいるのか
歴史
ツタンカーメン王の呪い
トリノの聖骸布
ロビンフッドは実在したか
ジャンヌ・ダルクの蘇り
永遠の美女モナリザはどこにいる
シェイクスピアとは誰だ 真の作者を探せ
ヴォイニッヒ古文書の謎
獄中の鉄仮面の男とは誰か
サンジェルマン伯爵は不死の男
聖杯発見 レンヌ・ル・シャトーの財宝
ロシア皇帝一族になにが起きたか
事件
孤島の埋蔵金 財宝を埋めたのは誰か
孤児カスパール・ハウザーはどこから来たのか
看板娘メアリー・ロジャース怪死事件
幽霊船メアリー・セレスト号の謎
島から人間が消えた アイリーン・モアの謎
英国陸相キッチナー元帥の死の謎
殺人鬼ハリー・ホワイトクリフとは誰か
アガサ・クリスティー行方不明事件
射殺されたのは悪漢ディリンジャーか
超自然
サンメダール教会の奇跡
動く棺桶 バルバドスの地下納骨所の謎
歴史と文化の黒幕 神秘の人びと
フルカネッリと錬金術
未確認飛行物体=UFOの謎
人間が自然に燃え上がる
超心理
霊との交信 ポルターガイスト
タイムスリップと予知
小説を書く心霊 ペイシェンス・ワース
サイコメトリー 過去への透視
シンクロニシティか、「単なる偶然」か
身体は別でも心はひとつ 一卵性双生児の謎
このテーマのうち、原因についての有力な情報があるものに、バミューダ三角地帯 と サンジェルマン伯爵(セント・ジャーメイン) についてのテーマがある。
ある書籍に記述があるのだが、バミューダ三角地帯は「平行宇宙」への「次元の扉」に関する話題であり、次元の扉が存在するのは地球から720光年の場所に位置するふたつの巨大な太陽の影響であるという。その高エネルギーの放射がまれに地球の特定の場所で交差することがあり「時間の構造」にほころびが発生し、予測不可能な現象が発生する。交差点は地球の自転の影響で三地点(バミューダ、日本海溝、マダガスカル海峡近辺)を終着点とする。過去にその地点で異次元への扉が発生し平行宇宙への扉が開かれた。巨大太陽からの放射線の影響は不安定で、終着点ではほんの短時間の間扉が出現する。また、過去のほとんどの場合は照射による磁気の変化がおこり一時的に海底の隆起がおこり、たまたま浮かび上がった海底によって航行中の船が座礁した、または、隆起が終わり再び海底が沈み込む際に海流に巻き込まれたものであった。台風のような現象も起こされていたという。
平行宇宙に彷徨いこんんだ乗員はそこに三つの地球が存在することを目にすることだろう。有史前の地球、新しいガスに覆われた地球、五百年ほど未来の地球である。
現在の地球は、ふたつの巨大太陽からの影響を受ける位置から離れてしまった為、それが原因で生じる次元の扉はないという話。
サンジェルマン伯爵の話は、あるスピ派閥の人には認めがたい話が記述されているのでは?と多少心配なことがあり、ここで綴るのはひかえておこう。(本当は晩御飯を食べたいっ!!!が為)