「健康法・セルフケアを始める前にすべきこと その3」 ~ 評価基準とゴールを作る (ゴール編) ~
自称・健康マニアの清水です。
前回は、「健康法・セルフケアを始める前にすべきこと その2」 ~ あなたの健康は、どんな状態 ~ についてお伝えしています。
内容は「自分の健康の評価基準とゴールを作る」ということが必要だということをお伝えしました。
今日は、「健康法・セルフケアを始める前にすべきこと その3」 ~ 評価基準とゴールを作る ~実際に評価基準とゴールを具体的に作るやり方をお伝えしていきます。
まず、最初に健康とはどんな状態なのかをお伝えしていきます。
【健康の定義】
健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない。
これは、世界保健機関(WHO)が1999年の総会で健康の定義を提案したものです。
ここで大事なことは、3つあります。
1、健康を4つの視点でみていること。
2、健康は動的状態としてみていること。
3、病気、虚弱でないことが健康であるということでないこと。
では、この3つを詳しく説明していきます。
1、健康を4つの視点でみていること。
・僕たちは、どうしても不調があると、その不調に目がいってしまいます。
ですから、自分の不調がある部分に目を向けてしまいます。
例えば、腰や肩が痛ければ身体の問題。
鬱やパニック障害があれば心、精神の問題。
みたいな感じで自分の健康を判断してしまいます。
しかし、健康は様々な要素で保たれています。
WHOでは、身体的、精神的、霊的、社会的の4つの視点で判断しています。
ですから、何か不調があっても常に4つの視点で判断する必要があると僕は考えています。
2、健康は動的状態としてみていること。
・僕らは、健康は常に一定の状態が保たれている状態と考えてしまいますが、体調が変化することは、身体の正常な働きです。
ですから、何も不調がないことが健康とは言えないということをです。
患者さんと、会話する中で風邪を全く引かないので自分は健康だと判断している方がいます。
もう少しお話を聞くと、体温が36.5度以下であったり、寝ても疲れが取れにくい、身体の何処かに痛みがあったりしている状態です。
皆さんは、どう判断しますか?
僕は、その方にそれは健康な状態では残念ながらないと思いますとお伝えします。
風邪は、身体のバランスが崩れた時に引きやすく、風邪をしっかりと休養して、適度な栄養をとったりして治すと、身体のバランスが整っています。
風邪は、身体を正常な働きに戻す身体の仕組みだと僕は考えています。
ですから、このように身体は常にバランスを取るように働いている状態が健康な状態と僕は判断しています。
3、病気、虚弱でないことが健康であるということでないこと。
・これは、2と重複するところがありますが、先程の風邪の話ではないですが、風邪をひいているから健康ではないということです。
ここで大切なのは、身体のバランスが崩れた時に回復する力があるかということです。
僕らの身体は常に安定を求めています。
だから、身体のバランスが崩れ、それが長期間続くと、その崩れた身体のバランスの状態で身体は安定させます。
ですから、風邪の例で言えば風邪をひかないのは、崩れたバランスのまま安定しているので身体は、バランスの取れた状態に戻ろうとしなくなっているということです。
ですから、病気や虚弱でないから健康とは言えないのです。
この健康の定義を基に健康の判断基準とゴール作っていきましょう!
では、最初にゴールを作っていきましょう。
ゴール、つまり目的地があるからどのようにして、そこへ行けるのか決めることができたり、行き方が良いのかも判断できるからです。
健康な状態でどんなことをしている人生か?を自分なりに考えてみましょう。
ちなみに僕のゴールは、
「人のサポートをしながら楽しく生きる」
その時に身体的、精神的、霊的、社会的の4つの視点が入るように考えていきます。
人のサポートができるような身体や精神、心の状態でいれるようにする。
霊的というと怪しいと感じを受けますが、魂と同じようなものだと考えています。
魂といっても怪しさはあまり変わらないかもしれませんが、これは、自分が何者か教えてくれるものだと考えています。
もし、魂、霊的なものがなければ、僕らはみんな同じ考えで同じように生きると思います。
しかし、人はみんなそれぞれの道、使命、生きがいなどを持っています。
それの違いは、魂が人それぞれ違うからだと僕は考えています。ですから、けっして怪しいものではありません。
社会的な視点として人に関わる、楽しく生きていけるだけのお金が必要などです。
このように4つの視点からゴールを見れるようなゴール、目的地を決めていきましょう!
評価基準まで書きたかったのですが、今日は長くなったので、ここまでにしたいと思います。
今日、大事なことはゴール、目的地は、4つの視点ではできるようなものを作るということです。
明日は、今日の続きの評価基準について書いていきたいと思います。
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