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少女漫画はゴリラに厳しい
少女漫画と私の現実
おはようございます。こんばんは。うにです。
漫画が大好きで給料の大半は漫画にいく月もあるほど、漫画大好きです。
がしかし、少女漫画があまり読めないんです。
少女漫画に限らず、純情系の恋愛映画もあんまり見れません。
見たらキャーキャー叫びますよ?乙女なので
だからこそ見終わった後の地獄がしんどい。
ここでちょっと私の話をしましょ。
私は身長が168cmのガタイの良いゴリラです。
力がまぁまぁある。どのくらいあるかというと行為中の手を押さえてくれるやつあるやん?胸キュンするやつ。あれが余裕で跳ね返せる。156cmくらいの標準体型の子ならお姫様だっこできるしなんならドカタのおじさんにスカウトされたことある。
顔はよく見積もって中の下くらい、そして私の姉弟たちは上の中、下くらいかな。
姉は街を歩けばスカウトに合い、双子の弟たち逆ナンやバレンタインのチョコが多いタイプ。
父親が歌で少し有名(日本ではない)なこともあって
3人とも歌が上手い。
んで私、お母さんの可愛い音痴を引き継ぎ音痴なゴリラになりました。
姉と弟たちの会話のレベルが高すぎて時々追いつきません。
弟1「かっこいいとか可愛いとか言われ慣れすぎてつまらんくね?」
弟2「告白の理由顔かっこいいからだと嫌だよね」
姉「知らんやつに好かれてもキモくね?」
え??待って何そのハイレベルな会話。
そして黙り込む私に「うにちゃんはまぁね…」みたいな空気流れます。地獄かな??
てなわけで、元々自尊心も自己肯定感も低い次女が爆誕したわけです。
そんな悲しい怪物が生きるために覚えた術は「気をてらう」です。
こうやって書くとポケモンみたいだね♡
「いけ!ゴリラ!!」
「気をてらう!!」
「うほっ」
やめよ。心までゴリラになっちまう。
失礼。まぁそんなわけで私ができたわけですが、
具体的にどのように気をてらうかというとthe 個性みたいな格好をすること。
もちろんやってみたくてやりたくてやってます。
坊主みたいに短い髪もアシンメトリーのスカートも好きでやってみたくてやって周りとの違いを作った。
過去にThe定番可愛いみたいな格好を試したこともある。が、似合わないとみな様に言われたので封印しました。自分も似合わね〜と冷静になったのもある。
脱線しました。うほっ
気をてらう作戦は周りからも「おしゃれ」「かっこいい」「個性的」などなどまぁまぁ褒めてもらえました。
私もそれを喜んだし、何より自分が選んだ物たちを褒めてもらえるのはやはり嬉しい。
どぎついメイクも真っ黒なロングコートも私の大事な戦闘服で、精神安定剤だった。
だけどのねこれが効かない時がある。
そう、それが少女漫画。
リラックスしてまったり読む漫画時間。
少女漫画を読んでる時はキャーキャー叫んで満足して、ふと鏡見た時の絶望感。
「え、ゴリラやん」
私は少女漫画のような女の子の華奢な体も、重い物を持てない、硬い蓋を開けれないタイプの女の子でもない。
基本家族の荷物持ちだったし、硬い蓋は最後の砦のような扱いだった。なんなら虫の駆除も私の仕事だったりした。(家族の中で虫が大丈夫なのは私と母)
頑張れば、りんごも片手で割れてしまう。
ゴリラなので。
少女漫画定番の「頭ポンポン」「壁ドン」もなぜかやる側になる。
おっと?どこで間違えた私の人生??
男の人も女の人も好きだけど彼等が求める私は「かっこいい」私なのである。
いや、嬉しいよ??「かっこいい」は私がなりたくてなってるから、でもね一応頑張って可愛いもやってんのよ。ただ可愛いはどう頑張っても限度があるのよ。
男女共に私は基本「受け(ネコ)」なんだけど、なぜかドSな女王様を求めてくる。いやまぁ仕事でしたこともあるけど本当はめちゃくちゃ乙女だし童貞なのよ!!するけども!!
だけど、女の子の上目遣いとか期待の眼差しとか答えちゃうのよね…
あぁ押し倒されたいんだろうな
可愛いって言われたいんだろうなってわかっちゃうのよ。
なんでかわかる??私がされたいからよ!!!
私も頑張って上目遣いとかしたけど
「え、何睨んでの?」って言われた私の気持ちわかる!!?
くっそ恥ずかしいのよ。
あぁ上目遣いも私がすれば威嚇なのか…
まぁしゃあないゴリラだからな。
だから現実を突きつける少女漫画が嫌いだ。
お前には無理だと言ってるような可愛い女の子たちが憎くてキラキラしてて死ぬほど羨ましい。
あぁ絶世の美女になりたい。その前に人間になりたい。