ルールって、なぜあるのかな?
こんにちは!UNIBOの瀧本です。
豊田市内の小中学校は冬休み!ということで、UNIBOのフリースクールも、年内の活動を終了しました。
見守っていただいている保護者・地域の皆様、本年もありがとうございました。
※イベントは随時開催していますよー!!
さて、どの学校でも長期休暇に入る前に必ず、「ルール」について触れられる時間があるのではないでしょうか?
本日は、そんな「ルール」について少し考えてみました。
身近な「ルール」って?
そもそもなぜ「ルール」は必要なんでしょうか?
考えるために、身近な「ルール」を題材に、「ルール」が無い場合どうなるかを考えてみました。
身近なルール:交通ルール
パッと思い浮かぶのは、「交通」ルールです。
青信号は渡る。赤信号は止まる。
世界共通で、一般化されているルールだと思います。
もしも、このルールがなかったとしたら、、、
ぞっとしますね💦
そこらじゅうで事故が発生し、渋滞もすごいことになっていそうです。
このことから考えるに、ルールとは、「みんなが楽しく、安全に過ごすための約束」といえるのではないでしょうか?
ルールを破れば、罰(ペナルティ)が与えられる
交通ルールを破れば、もちろん罰(ペナルティ)が発生します。
その種類は様々ですが、倫理的に重要なルールほど、破ればその分ペナルティは重くなります。
・約束を破れば、罰が与えられる。
・倫理的に重要なルールを破るほど、ペナルティは重くなる。
これも一つの「ルール」といえそうです。
では、このルールをどのレベルまで適用するのが良いのでしょうか?
ペナルティは、本当に必要?
UNIBOフリースクールの中にも、様々なルールはあります。
「郷にいては郷に従え」なんて言葉にもある通り、UNIBOでフリースクール生として過ごすのであれば、『みんなが楽しく・安全に過ごすために』ルールを守る必要があります。
ここで大切なのは、ルールを守ることではなく、「なぜルールを守らなければいけないのか」を学ぶことです。
ということは、ルールを破ることに対してペナルティを与えることよりも、「なぜルールを破ってはいけないのか」「なぜルールは存在するのか」何度も何度も対話をすることだと思います。
大人として、子どもたちと関わる中で忘れてはいけないこと
UNIBOのスタッフを見ていると、本当に子どもと関わることが好きなスタッフが多いなーと感じます。
その分想いも強いです。
子どもたちのことを思って、厳しく接している場面も見受けられます。
僕も忘れがちですが、子どものことを思うが故に、何が何でも「ルール」を守らせようとすることがあります。
でも、本当に大切なのは、「ルールを守らせること」ではなく、「なぜそのルールがあるのか」。
もっといえば、「なぜルールは存在するのか」。
それが子どもたちに伝わるように、何度もコミュニケーションを取ることだと思います。
冬休みは、クリスマスにお正月など、子どもたちが誘惑されてしまう場面に、枚挙にいとまがありません。
お金の使い方、1日の生活の仕方、子どもたちが良くない方向に行かないようにルールや約束をしますが、なぜそのようなルールがあるのか、約束をするのか、しっかりと伝えていかなければいけませんね。
UNIBOフリースクール|NIJINアカデミー愛知UNIBO校
瀧本