外資コンサルに入って得たもの、失ったもの
はじめに
外資系コンサルでのキャリアは、「スキルアップの最短ルート」だと言われることが多いですが、その裏には厳しい現実もあります。私も最初は華やかなイメージに憧れて飛び込みましたが、実際に中で働いてみて得たもの、失ったものが多くありました。この体験談が、これから外資系コンサルを目指すあなたの参考になれば嬉しいです。
得たもの
1. 問題解決スキルと自信
外資系コンサルにおける成長の最大の要因は、「次から次へと難題が降りかかる環境」にあります。例えば、私は入社直後に金融機関の業務改善プロジェクトに配属されましたが、専門知識もゼロ、上司からの厳しい指摘ばかり。最初の1か月は毎日「今日こそ辞めたい」と思っていました。
しかし、その経験があったからこそ、次第に「限られた時間で何が最優先か」を判断する力が身につきました。気づけば、どんな複雑な問題でも「これは自分なら解決できる」と思えるようになっていました。
得た教訓
最初はできなくて当然。でも、フィードバックを受けてPDCAを回すことで、少しずつ「できる自分」に変わっていくのを実感します。
2. グローバルな視野と人脈
外資系コンサルには多様なバックグラウンドを持つ人が集まります。また、海外拠点とのプロジェクトも多く、さまざまな国籍の人たちと一緒に働く機会がありました。以前の職場では考えられなかった「異文化の中で仕事をする力」が身につきました。
具体例
海外プロジェクトにアサインされたとき、英語でのディスカッションに苦労しましたが、現地チームの協力もあり、無事に成果を出せた経験が今でも忘れられません。この経験でもっと語学力を身につけたいと思うようになりました。
3. 年収と投資の自由度
年収の高さは外資系コンサルの大きな魅力です。しかし、それ以上に重要だと思ったのは「お金をどう使うか」を考えられるようになったことです。資格取得のための自己投資、旅行、趣味など、金銭的なゆとりが生まれたことで、仕事以外の人生もより充実しました。
失ったもの
1. プライベートの時間
外資系コンサルは、プロジェクトの進捗次第でスケジュールが大きく乱れます。特にクライアントが厳しい納期を設定したときには、週末返上で作業することも珍しくありませんでした。
実際のエピソード
忙しい時期、大学時代の友人と温泉旅行の計画を立てたのですが、直前に急なクライアント対応が入りキャンセル。何度もこうした経験を重ねるうちに、気づけば友人から誘われることも減っていました。仕事に夢中になる一方で、「つながりを疎かにしていた」と反省する時期もありました。
2. メンタルのアップダウン
厳しい環境下でのストレス管理は、私にとって大きな課題でした。毎日が評価される環境では、「もっと頑張らなければ」と自分を追い込んでしまい、心身のバランスを崩しかけたこともあります。
解決策
その経験から、メンタルヘルスの重要性を痛感し、習慣的にストレス解消の時間を確保するようにしました。
本当にメンタルケアは大事!!!
3. 安定した環境
プロジェクトごとにチームや上司が変わるため、長期的な安定感は感じにくいです。毎回新しい人と信頼関係を構築する必要があるので、慣れるまでは心身共に疲れることもあります。
得たものと失ったものの先にある未来
最終的に思うのは、「得たものの方が、圧倒的に次のステージを切り開いてくれる」ということです。確かに失ったものも多いですが、その犠牲の上に得たスキルや経験は、どこへ行っても通用する自信を与えてくれます。
これから外資系コンサルを目指すあなたへ
最後に、外資系コンサルでの経験から学んだアドバイスをお伝えします。
1. 自分の優先順位を明確にする
すべてを犠牲にする必要はありませんが、何を大切にするかをあらかじめ決めておくと後悔しにくいです。
2. 小さな成功体験を積む
いきなり完璧を目指す必要はありません。小さな成功を積み上げることが、長期的な成長につながります。
3. 周囲のサポートを大切に
一人で抱え込むのではなく、上司や同僚に相談することで解決することも多いです。助けを求める勇気が、メンタルの安定につながります。
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