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魚の角煮丼をどうしても食べたかった話

ラスト4クール目のカルボ+キイトから4日目。
(2月からEC療法が始まります)

前回もそうでしたが、抗がん剤投与の翌日こそ調子が良かったものの、体調がなかなか復活せず。
今回は食べづわりのような症状のみではなく、肉NG・揚げ物NG・濃い味付けNG・酸味NG・出来合い品NGという食べられるものがさらに限られている状況に・・・。

平日は仕事をしているからお腹が空く。でも食べられるもの(食べたいもの)が限られている。何を食べたらいいんだ?と悩みながら和食和食の日々です。

・とう飯
・鯛と大根と味噌を入れた潮汁
・ブリ茶漬け

作ってみて、するすると美味しく頂けたものは上記。

逆にヘルシーそうに思えた酢の物やトマト等の酸っぱいもの、栄養がつきそうだと思っていたニンニクが入ったものはNGでした。普段好きなのにな〜。

今日は「和食で」「魚で」「ぷるぷるで柔らかくて」「醤油と生姜の味が染み込んだ」もの(条件が多すぎる)が食べたくなり、ピンと思いついたのが以前ひとり暮らしをしていた時に住んでいたマンションのすぐ側の鮮魚店のランチメニュー。
「魚の角煮丼」と名付けられていた魚のアラの煮物をご飯に乗せ、さらに温泉卵を乗せたものでした。甘みがあって濃厚な醤油と生姜の風味。魚臭さは一切感じない逸品。あれなら今の私にピッタリなんじゃないかと思いついたのでした。
ただ、残念なことにその鮮魚店は車で片道数時間の場所になってしまうので、あのメニューを再現するべく旦那に頼んで大きなお魚屋さんまで行ってきました。

とろとろの食感を求めていたので、
具材はコラーゲン豊富なマグロにしました。

買ってきたマグロの臭みを徹底的に抜くために、塩を塗りたくる→流水ですすぐ→熱湯に入れて茹でる→流水ですすぐ、血合いを取り除く。

味付けは生姜スライス、醤油、砂糖、みりんのみ!

その後は沸騰させたり落し蓋をして煮込んだり、煮汁をかけたり。煮汁をたっぷりご飯に掛けて食べたかったこともあり、煮汁を参考にしたレシピの3倍量で作っていたのでレシピの煮込み時間+10〜15分程ことこと煮込みました。

完成したものがこちら!
(映えない)

骨近くの魚の肉がぷるっぷる!コラーゲンたっぷり!
あまじょっぱい醤油と生姜の煮汁の再現度高し!
とろっとろの温泉卵が連れてくる幸福!

鮮魚店で食べた魚の角煮丼を再現できました!!!

当時鮮魚店で一緒に魚の角煮丼を食べていた旦那も大満足の味に仕上がりました。
これだ!これこれ!私はこれが食べたかったんや!と夢中で食べ進めました。

こってりしすぎず、しつこくなく、程よい甘さ。とろとろとした食感に満足感のあるボリューム。今日の私が求めていたベスト飯は間違いなくこれでした。
無理なくお腹いっぱいに求めていたものを食べられて大満足です。
自炊のメリットって、シンプルな味つけ且つ自分好みの味つけができて煮込みの時間や煮汁の量を調整できたりするところだよな〜と改めて思いました。

もしかしたら明日ぐらいには身体の調子が復活している可能性もあるので、明日は今日たらふく魚の角煮丼を食べた分だけ動きたいと思います。
ただの食いしん坊日記でした。

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