パクリタキセル中断!

前回入院してパクリタキセル単体を投与した際に現れた発熱(39度の高熱)、全身の湿疹、痒み、嘔吐はパクリタキセルによるアレルギー反応だと主治医の先生から告げられました。
そのため、本日からウィークリーパクリタキセルは中止となりました!(血液検査までしたのに・・・)

2回目のパクリタキセルを投与した週で緊急入院した原因になった40度の高熱、「重篤な薬疹」と言われるレベルの真っ赤な蕁麻疹はどうやら前の週に投与したキイトルーダのアレルギー反応ではなく、これもパクリタキセルのアレルギー反応だったのではないかという疑惑が浮上。
主治医の先生の中ではパクリタキセルがアレルギー、キイトルーダ・カルボプラチンではアレルギーは出ないのではないかという見解のようです。全く自分でもそう思います。

初回抗がん剤の感想を読み返すとキイトルーダ・カルボプラチンには生理食塩水を投与した場合と変わらない感想を持ちながら、パクリタキセルに関してはこんな感想を持っていたのでパクリタキセルのアレルギー反応には納得。
もしかするとこの時点でアレルギー反応とみなされても良かったのかもしれませんね。

投与直後の感想:舐めてました。本当にすみません(涙)。
めちゃくちゃ暑さを感じはじめて汗をかく&酸素が薄くなったように感じて呼吸が浅くなる、息がしにくい(実際に酸素濃度が下がった)&眠気!汗をかきながら寝ててビックリ!半分気絶に近いような寝方をしてた。
浅くなった呼吸と息がしにくい副作用については、大昔に小児喘息で発作が起きた時に仰向けが一番息をしにくくて横を向いたり座ったりするのが楽だったことを思い出してベッドの頭部分を思い切り上げ、椅子のようにしました。すると、息がしやすくなり、実際に酸素濃度も元通りになってすぐに楽になりました。
ただ、体温の上がり具合についてはどうにもならず、持参していた首に巻く冷却材や保冷剤を氷枕にすることでなんとか凌ぎました。冷房が効いた部屋に居るにもかかわらず、1時間足らずで保冷剤から冷たさはなくなり、やわやわになっていました。

これまでの抗がん剤投与記録。

9月3日 パクリタキセル、キイトルーダ、カルボプラチン
9月10日 パクリタキセル
→5日後に薬疹出現、9月31日まで緊急入院
10月22日 パクリタキセル
→投与数時間後に高熱、湿疹、嘔吐出現

ほぼほぼパクリタキセルしか打ってない・・・。
それでいてパクリタキセルがアレルギーって・・・。

投与直後、数日後、当日中にものの見事にアレルギー反応らしきものが出てます。本当にパクリタキセルと相性が悪いんだな〜・・・。

キイトルーダ、濡れ衣では・・・。

でもキイトルーダでアレルギーが出ないと100%決まったわけではないので、来週採血とレントゲン・皮膚科に経過を診てもらった上で再来週キイトルーダとカルボプラチンのアレルギー確認のために入院をすることになりました。
9月から数えると4回目の入院。正直、こんなに頻繁に入院することになるとは思わなかったです。

今回キイトルーダの使用が復活する場合は今後3週間に1回のキイトルーダ・カルボプラチン投与、EC療法は2週間に1回ではなく3週間に1回投与するスケジュールになるとのこと。
(以前キイトルーダを投与しない前提でEC療法は2週間に1回と聞いていたものの、キイトルーダを投与する場合は2週間に1回の投与はNGらしい)

パクリタキセルのアレルギー説がほぼ確定し、キイトルーダ投与が可能な可能性が浮上したせいか主治医の先生からは「キイトルーダがあるとないとでは全然違う!」「予後が大違い!」と説明を受けました。
ああ、やっぱり最大限の治療効果を引き出すにはキイトルーダは必要不可欠だったのね・・・。キイトルーダもアレルギー反応が出なければいいけど。

抗がん剤のアレルギー反応、パクリタキセルのみでアレルギーが発生することが分かれば、もう今後は痒くて眠れないことも薬疹で元の肌が分からないくらい真っ赤に肌が染まることも40度の高熱と戦うこともなくなるのか〜と思うとちょっと安心。

来週、連休中に遠出する予定を入れていたのですが、今週からパクリタキセルが中止になったことにより前の週に抗がん剤を入れない状態で他県に行くことができるので、そこは副作用やアレルギーを気にしなくていいので良かったなと思います。(アレルギーの薬は来週まで毎日服用予定)

ウィークリーパクリタキセルがなくなったため、来月半ばには職場に復帰して仕事をしたいと上司に相談を始めました。
妊孕性温存治療も抗がん剤を投与する度に起こるアレルギー反応もひと段落したし、しばらくは普通の生活+たまに抗がん剤治療のような生活を送りたいです。

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