今日、おもいっきり響いた言葉
今日も「7つの習慣」を読んだ。
その中でガッツーンと食らった言葉を残したい。
相手を大切に思うなら、相手が大切にしていることを自分も同じように大切にしなければならない。 (P.263/「7つの習慣」)
上記のことができているか?と聞かれたら「NO」になってしまう。
意味を理解することはできる。
自分にとって大切なものがあるんだから、他の誰かだってあるのが当たり前だろう。
分かってててもできない時がある。
時に人は、それを比べて、ぶつけて、どっちが大切か競う時がないか?
例えば、
「今週末実家に帰ってくる」
「また帰るん?こないだも帰ってたじゃん」
「今回は家族でプロ野球の試合を観に行ってくるから」
「せっかくの休みの日なのにまた実家か…」
「毎週じゃないんだからいいじゃん」
…
「窪塚洋介ってかっこいいよなー」
「えー、理解できんわ。ぶっ飛んどる人でしょ」
「それがかっこいいんよ。俳優としてもアーティストとしても人としての生き方がめちゃくちゃかっこいいよ」
「いや無理やわー。だったら伊勢谷友介の方がかっこいいと思う」
「…」
一つ目は「家族」と言われるとそりゃ大事でしょ!ってなるかも知れないけど、家族の優先順位は人それぞれ違う。
人それぞれの価値観とか重要度って目に見えないからこそ、話しをすることが重要になってくるんだろうなぁ。
「〇〇は自分にとって一番重要なんだ」
「自分にとって〇〇より●●の方が重要かな」
こんな簡単な一言があれば揉めなくて済む。誤解やイライラも減る。
しかもなぜか否定されている。ただ自分の好きなものの話をしただけなのに。「もうこの人には自分の大事なことは話さないようにしよ。」って思った経験が自分には何度もある。
逆にそう思わせてしまった瞬間もあるだろう…。
未熟だった…。
二つ目は、誰との会話でも起きている身近な些細なこと。
その人の人生における大事な価値観とか大切なものなど、大きいもの以外にもしょっちゅう起きていると思う。
何でなんだろう?
「窪塚洋介ってかっこいいよなー。」
「窪塚が好きなんだ、どんなところが?」
「俳優としてもだけどアーティストとしても世の中にいろいろ提議したり、自然や世界のことまで考えてたりして、すごく影響を受けるんだよね」
「そんな活動もしてるんだ、知らなかった」
「昔は俳優として有名だったけど、今はハリウッド映画とか舞台で活躍してるみたい」
「へー、例えばどんな映画にでてるの?」
…
こういう会話じゃダメなんだろうか?
この後に
「好きな俳優はいる?」
「いる!伊勢谷友介!めっちゃかっこいいよねー」
じゃダメ何だろうか?
こっちの方がお互いに気持ちよく話ができるし、心を開きやすい。
過去の記事で、自分にとって『聞き上手No.1』って言った友人はまさに2回目の会話パターンをしてくれる人。
相手を大切に思うなら、相手が大切にしていることを自分も同じように大切にしなければならない。 (P.263/「7つの習慣」)
これができれば、ほとんどの人間関係の問題が解決できそう。
自分自身「大切なものを大切にする」を人生の中でも大切なテーマにしているが、これはあくまで自分目線だなと、この言葉を知って気づいた。
教師という仕事を通しても、友人・恋人関係でも
これは今後の人生で一生肝に命じておきたい。
自分自身の「大切なものを大切にする」ように
自分の「大切な人が大切にしているものも大切にできる」ような人間になる。
人間関係を築くときに最も大切なのは、あなたが何を言うか、どう行動するかではない。あなたがどう言う人間かということだ。
どんな人間関係でも、まず自分の内面に土台を築かなければならない。
「何事でも人々からして欲しいと望むことは、人々にもその通りにせよ。」
自分はこう理解してほしいと思うように相手を一人の人間として深く理解し、その理解に従って相手に接する
信頼口座の一番の預け入れは、口を挟まず黙って最後まで話を聴いてやることだ。説教したり、自分の若い頃の経験を得意がって話して聞かせたりせず、息子の話にひたすら耳を傾け、理解しようとすることだ。
お前のことを大切に思っている、お前を一人の人間として認めているのだと、態度で伝えるのである。
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