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家族がパニック症になったら。4つの苦痛を理解してあげて❤️‍🩹

パニック症のツラさをまとめてみました。
精神疾患はまだ理解されないことも多く、その理解がされない苦しみとツラい症状がでている中で説明するしんどさが闘病生活では負担となります😢
身近にパニック症を発症した人がいたら、ぜひ理解してあげて本当のサポートをしてあげてください🍀

1. 身体的苦痛


パニック症は身体的な症状が目立つため、苦痛の多様にあります。主症状に加え、派生的な症状も発生しやすいです。

主な症状

• 動悸、頻脈
• 過呼吸や呼吸困難感
• 胸痛、圧迫感(心臓発作を疑う場合も多い)
• めまい、ふらつき
• 発汗、手足の冷えやしびれ
• 筋緊張(首・肩・背中の張り)
• 吐き気、腹痛、下痢
• 頭痛、偏頭痛
• 手足の震え

派生症状

1. 呼吸筋の痛み
• 過呼吸や緊張状態により、呼吸筋(特に肋間筋や横隔膜)に負担がかかり、筋肉痛や違和感が生じる。
• 例: 「息を吸うと胸や脇が痛む」「深呼吸ができない感じ」。
2. 筋緊張による痛み
• 長時間の緊張で肩や背中、顎の筋肉が固くなり、痛みを引き起こす。
• 例: 「首が凝り固まって頭痛がする」「顎が痛い(歯ぎしりや食いしばりが原因)」。
3. 倦怠感・慢性的疲労
• 発作後のエネルギー消耗や過緊張状態が続くことで全身の疲労感。
• 例: 「体が重い」「常にだるい」。
4. 慢性疼痛の発生
• 頻発する発作が慢性的な痛みに進行することも。
• 例: 頭痛や胸痛が慢性化し、症状が解消しない。
5. 胃腸症状の悪化
• 自律神経の乱れによる胃腸の不調。
• 例: 「胃がムカムカする」「便秘と下痢を繰り返す」。

2. 心理的苦痛


パニック症は心理的苦痛を伴い、それが身体症状を悪化させる悪循環を形成します。

1. 発作への恐怖
• 「いつどこで発作が起きるかわからない」という予期不安。
• 例: 外出や公共の場への恐怖、「またあの恐怖が来るかもしれない」。
2. 自己否定感
• 「こんな自分は社会で役に立たない」「普通じゃない」と感じる。
• 例: 発作が原因で生活の質が落ちることへの自己嫌悪。
3. 抑うつ感
• 発作の頻度や症状の重さにより、希望を見失うことがある。
• 例: 「これからもずっと治らないかもしれない」という悲観。
4. コントロール感の喪失
• 症状を自分で制御できない感覚。
• 例: 「どれだけ努力しても発作を止められない」。

3. 社会的苦痛


パニック症は社会的な活動を制限し、孤立や疎外感を生む場合があります。

1. 役割の喪失
• 家庭や職場での役割を果たせなくなる。
• 例: 「家族に負担をかけている」「職場で迷惑をかけた」。
2. 孤立感
• 発作を周囲に理解されないことで孤立する。
• 例: 「誰も自分の苦しみをわかってくれない」。
3. 経済的不安
• 治療費の負担や、働けなくなることへの恐怖。
• 例: 「休職が長引いたら生活が成り立たない」。
4. 周囲の偏見や誤解
• 心の病気に対するスティグマが苦痛を助長する。
• 例: 「怠けていると思われている気がする」。

4. スピリチュアル(霊的)苦痛


スピリチュアルな苦痛は、パニック症の中で自己の存在や人生の意味に深い影響を与えます。

1. 存在価値の喪失感
• パニック症が原因で、自分の価値が低下したように感じる。
• 例: 「私がいないほうが家族の負担が減る」。
2. 人生の意味に対する問い
• 病気によって人生の目標や希望が見えなくなる。
• 例: 「この病気のせいでやりたいことができない」。
3. 孤独感と無力感
• 他者と自分の間に隔たりを感じ、「自分は一人だ」と思う。
• 例: 「誰も助けてくれない」「自分は救われないのではないか」。
4. 希望の喪失
• 「治らないのではないか」という絶望感。
• 例: 「回復する未来が想像できない」。

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unconditional
読んでくれてありがとう💛