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綿津見
2018年9月6日 01:06
8月の短歌、14首。 -----------そうこれがきっと最後のさよならだ止まらない快速が過ぎてく 向日葵を手折って全部嘘だって吐き出すように空へ掲げた 今ここが“終わり”だ胸に手を当てて一言だけを許してやろう 見送られる時より見送る時の方がさびしい切符が無いからなのか 横たわり君を銀河と呼べたなら僕らはこうじゃなかったのにと 晴れ渡る空に霹靂、階段を踏み