ブランドをつくる
「ブランド」「ブランディング」「ブランドマネジメント」
という言葉で検索かけるとかなりの情報がヒットする。
関連記事や書籍、有名ブランド名や広告代理店やコンサル会社などなど。
でも、じゃあぶらんどって何?というと、それぞれがそれぞれの言い方で表現している。
似てるなーわかるなーってのもあれば、あーそういう考え方もあるのかーってまったく別の切り口で表現していたり、え?どういうこと?ってまったく理解できないことも。
私は専門家ではないので、どれが正解、不正解かはわかりませんが、「ブランド」って概念的な話なのできっと本人の中である程度しっくりきてればその人にとってそれは正解なんだろうなあとも思う。
私なりに思うのは「ブランド」って「個性」であり、「ブランディング」は自分の個性を理解してもらう活動だと定義付けしている。
自分を理解してもらうには、もちろん初対面での自己紹介で言葉として伝えることはできる。
「考えるより先に動いちゃうタイプなんです」
「こう見えて結構繊細なんですよ」
「よく人に相談されます」
でもこういう言葉を聞いて、100%納得して、じゃあ私も相談しようにはならないですよね?結局は普段のコミュニケーション(直接、間接ともに)の中で、あ、この人頼れる人だな、いろんな知識持ってんなあ、経験豊富だなあとか思って初めて、今度相談してみようとなる。
会社も、いくらその会社がいいもの作ってます、もの作りにこだわってます、とか言ってもふーん、そう、程度にしか思えず、普段のコミュニケーションの中で感じてもらって初めて認めてもらえるものなんだなあと思います。
ただ「ブランド」の表現の中で共通しているのが八方美人にならないこと。
多くの人たちに好かれたいからといって、人によってころころ態度変えてる人って結局誰にも好かれない。企業もそうですよってことで、自分たちの個性(ブランド)を明確に、ターゲットとなる人たちにしっかりささり、あるポジションの中で唯一の存在になることがブランドの始まりということ。
このあたりは私も確かになーって思うところがあり、いろんな企業さんのブランドに関するお手伝いをさせてもらう時には常に意識して、このブランドの個性は何?どういった人たちをターゲットにすればいいか?みんなに好かれようとしても無理ですよ?切る人は切る!勇気を持って行動しましょうなんて自分自身にも言い聞かせながら仕事しているんですが、そんな中、某大手大衆ブランドのブランディングのお手伝いをすることになり、ターゲットが「みんな」になっちゃってどうすんねんって話でした。