新幹線のあるべき姿とは・・・・

いつもの藤井先生とはテイストが全く違う。多分例の葬儀をに配慮してあえてテーマを変えたのではないか???

新幹線の整備と同時に語られるのは並行在来線の問題。
ローカル輸送を犠牲にしてまでストロー現象を促進させることは本意ではないと思う。しかしながら、ローカル輸送を犠牲にする論調はいまだ株主資本主義者を中心に正当化されている。

本来、鉄道は貨物のような大きな単位の輸送をすることに適しており、ローカル輸送は決して得意ではないことは大正時代の立憲政友会の時代から100年近く放置された議論。にもかかわらずそれを先送りし、不適切な形で鉄道網を整備してきたことを棚上げにする議論もある。そしてもっと困るのは、民間企業に運営を押し付け、株主資本主義者の言いたい放題にさせていること。これは許してはいけない。

あと西九州新幹線に限って言えば、佐賀県との争いが全く先の見えぬ争いになっていることはまだ懸念事項。これではまずい。佐賀県を説得できない国の問題であるだろうし、一方で佐賀県が全面的に悪いとも言えない事情があることは承知である。
それだけ、新幹線の問題はすでにほうぼうで問題を残しているのである。
北海道は、新幹線の延長とともに鉄路を打ち捨てる路線もある。果たして貨物輸送の大動脈を切ってしまうことは本当に許されるのだろうか??

新幹線はある意味で大都市中心主義の象徴である。一方で、大容量輸送ができる、イコール地域の活性化は見込める。旅客輸送だけにこだわる必要はなく、東海道山陽新幹線も最初は大真面目に貨物輸送を計画していたようだ(結局輸送人員が増えすぎて幻になったが)
デジタルなお花畑な人達よ、よく聞いてほしい。
どれだけ情報の流れが速くなっても者の流れを変えられない人は真のDX勝利者ではない。ドローンや自動運転などとお花畑なことばかり宣っている暇があったら本当に困っている地方の人の意見を吸い上げろ!

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