うつのご機嫌とり
前回、手帳と記録のことを書きましたが、そのときに「自分で自分の機嫌をとれるようになる」というお話をしました。
私はこのことを「うつと仲良くなる」と呼んでいます。
未だ私も道半ばですが、今日は「自分で自分のご機嫌をとる」お話をさせていただこうと思います。
私とカフェオレの話
私の話で恐縮なのですが。
数年前、ちょっと落ち込んでいたときにスタバでカフェオレを頼んだんですよね。
これがとても美味しかったのです。
飲み終わったときにうふふって笑顔がでるくらい美味しくて、落ち込みが軽減されたような気がしました。
気をよくした私はまたスタバに行きました。
すると、店員さんが「ミルクじゃなくて豆乳をカスタマイズするのもオススメですよ」と笑顔で(料金がちょっとだけ上がりますのでご注意)。
なるほど、ソイラテですね! 私、うきうきして頼みました。
大変に美味しかったのです。
飲み終わったときにえへへって笑顔がでるくらい美味しくて、落ち込みは消えておりました。
るんるん帰りながら考えたのです。
外出できるときは私にはスタバがある。でも、外出できないときはどうやってこの「るんるん」が手に入るんだろう?
インスタントコーヒーやドリップコーヒーを家で試してみました。牛乳入れたり豆乳入れたり。
するとスタバほどは笑顔が出ませんが、うふ、くらいの笑顔は出ることがわかったのです。
大発見でした。私、コーヒーで元気もらえるのかも!
そうすると「あ、今日はおうちインスタントで元気が出る日だな」とか「今日はスタバさんにお世話にならなくちゃいけないかも……」とかカフェオレで自分の気持ちを計ることができるようになってきたのです。
現在は午後コーヒーを飲むと眠れない(中途覚醒してしまう)こともわかったのでスタバさんを卒業したのですが、近所のカフェが朝早くから開いているので、帽子被ってマスクして、ダッシュでお店カフェオレを買いに行ったりしています(お風呂入ってなくてもこの距離なら大丈夫)。
ご機嫌のバロメーター
カフェオレという気持ちを計るバロメーターができた私は、起きたときに「今日はどのカフェオレかなー?」と考えるようになりました。
ただ、問題は私は午後カフェオレが飲めないこと。
それならば、カフェオレに並ぶくらいのものを探そうと考えました。
色々と好きなもの/好きなことを試してみたのです。
たとえば、ラジオ体操するとすっきりする。これはお家カフェオレレベル。
たとえば、手帳のことを検索していると幸せでえへへってなる。これもお家カフェオレレベル。
たとえば、お友達とLINEでお喋りする。これはお外カフェオレレベル。
こうやって自分の好きなものを色々試してみると「ちょっと落ち込んでるからこれで自分のご機嫌をとってあげよう」という色々なサンプルができあがります。
勿論「好きなことはあるけど、今はとてもやる気になれない」というときもあります。うつがまだ重い人は特に多いかと思います。
それをできない自分を責めないでくださいね。ゆっくり寝て、少しずつご機嫌を取れるくらいに回復していくのが先決です。
リカバリープラン
以前、おやすみを取るためにも「リカバリープラン」というものが大事ですよ、と書いたのですが、ご機嫌をとって、うつの波をなだらかにするのも一種の「リカバリープラン」です。
そしてご機嫌を取るのもタイミングが大事。
落ち込みすぎてしまうとお外カフェオレもお友達のLINEも全然効かなくなります。
風邪薬と同じですね。ひき始めに飲む。
なので「あ、これ落ち込みの波がくる!」というときにすかさずカフェオレが飲めるようにするために、記録が大事、ということになるのです。
波の前兆ってあります。
この前兆を把握できたら、正直記録は必要ありません。
ぶっちゃけ前兆を把握できれば、うつを乗りこなし、仲良くなれる力がついたということ。寛解までもう少し。
波の前兆も色々あります。
たとえば、お天気や雷、騒音、おでかけ時のざわざわ。こういうのは自分でどうしようもできない「外部刺激」。
逆に「失敗しちゃった落ち込み」とか「なんだか寂しい」とか「喧嘩しちゃった」とか自分が引き金になる「内部刺激」。
「内部刺激」に関しては認知療法なども参考になりますし、気分がぐぐぐっと急激に落ち込むので、カフェオレ作戦では効き目が薄いこともあります。
逆に「外部刺激」はある程度予想がつくので、カフェオレ作戦が実施しやすいです。私、雷が大変に苦手なので、鳴ったら好きな曲をヘッドフォンでがんがんに流します。
私のこの「カフェオレ作戦」は「リカバリープラン」とか「道具箱」とかいう名称で、色々な方が提唱されているものです。
もしご興味のある方はそういうものも調べてみてくださいね。
うつのご機嫌がとれると、だいぶ楽になります。
少しでもうつと仲良くできますように。