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褒めてるつもりが逆効果!?部下や子どものやる気を削ぐ「NG褒めフレーズ」
こんにちは。株式会社タイシン工業、合同会社T.S.Tの代表をしている櫻田です。
「褒めて伸ばす」というのはよく言われることですが、実際には褒め方を間違えると、相手のやる気を削いでしまうことがあります。
良かれと思ってかけた言葉が、相手には別の意味で伝わり、モチベーションを下げる原因になることもあるんです。
「褒めているつもり」で終わらせないために、今回はやる気を削ぐ「NG褒めフレーズ」とその改善方法を具体的に解説します。
今回も部下への教育や子供の教育でも同じなので今日行くに携わる方にご一読いただけると幸いです。
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1. 「すごいね!」だけで終わる
「すごいね!」というフレーズはとてもよく使われますが、実はこれだけでは具体性がなく、相手に「何がすごかったのか」が伝わりません。
結果として、「ただ適当に褒めてるだけなのかな」と思われてしまうことがあります。
特に毎回同じ言葉を繰り返していると、相手に響かなくなってしまうことも。
具体的には、どの部分が良かったのかを伝えるようにしましょう。
「今回の資料は数字のまとめ方がわかりやすくて、すぐに内容が理解できたよ」といった具体的な褒め方をすると、相手は自分の何が評価されたのかを理解しやすくなり、次にどう行動すればいいかも見えてきます。
子供の絵を褒めるときは「色を塗るのが上手になった」とか具体的な部分を褒めてあげましょう。
2. 「やっぱりできると思ったよ!」
「期待してた通り」と伝えるつもりのこのフレーズは、相手に「頑張りが当然視されている」と受け取られやすいです。
特に大きな挑戦や努力が必要な結果に対してこれを言われると、「せっかく頑張ったのに、評価されないのか」と感じさせることがあります。
努力や工夫をしっかり認める形に変えてみましょう。「今回のプレゼンは事前準備がしっかりしてたから説得力があったね」や「新しい方法を試したのが良かったね」といったように、相手の行動や過程を具体的に評価することで、「自分の努力が見てもらえた」と感じてもらえます。
3. 「できたけど、○○がダメだったね」
成果を褒めつつ、不足している部分を指摘したい場面で使いがちなこのフレーズですが、相手には「どうせ何をやっても満足してもらえない」と感じさせる可能性があります。
これでは達成感が否定され、次への意欲も削がれてしまいます。
まずは成功をしっかり認めることが大切です。
「ここまでしっかりできたのはすごいよ!特に〇〇の工夫が目を引いたね。その上で、さらに△△を意識するともっと良くなると思う」といった形で、ポジティブな評価と改善点をセットで伝えると、「頑張りを認めてもらえた上で次のステップも期待されている」と感じてもらえます。
4. 「あなたは本当に才能があるね」
「才能」を褒めるのは一見良いことのように思えますが、相手にとっては「努力を見てもらえていない」と感じさせてしまうことがあります。
また、「才能があるなら失敗できない」というプレッシャーを生むこともあるため、慎重に扱う必要があります。
才能ではなく、具体的な行動や工夫を褒めるようにしましょう。
「今回の結果は、事前に〇〇を調べたからこそだね」とか、「準備がしっかりしてたから安心して進められたね」と伝えることで、相手は「自分の努力が見てもらえている」と感じ、次の行動へのモチベーションが高まります。
5. 「他の人よりもすごいね!」
他人と比較して褒めるこのフレーズは、一時的には嬉しいと感じるかもしれませんが、長期的には「次も誰かに勝たなければならない」というプレッシャーを感じさせてしまいます。
また、「結局、自分は他人との比較でしか評価されないのか」と思われるリスクもあります。
比較ではなく、相手自身の成長や成果に焦点を当てましょう。
「前回よりも〇〇が良くなったね」とか、「今回、自分なりに〇〇を工夫した結果が出てるね」と伝えることで、相手は自分の進歩を実感でき、さらなる努力につながります。
まとめ
褒めること自体はとても大切ですが、言葉選びや伝え方によっては相手に誤解を与え、逆効果になることがあります。
具体的な行動や成果を認めることで、相手は「自分の努力を見てもらえている」と感じ、さらなる成長に向けて意欲を高めることができます。
正しい褒め方を身につけて、相手のやる気を引き出す達人になりましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
櫻田 泰
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