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限界を決めるのは自分!本当にそこが『限界』なのか疑え
おはようございます。株式会社タイシン工業、合同会社T.S.Tの代表をしている櫻田です。
「もう無理だ」「これ以上はできない」と思ったことはありませんか?
その限界は本当に限界なのでしょうか?
多くの人が「自分の限界」と思い込んでいるだけで実際にはまだまだ余力がある場合がほとんどです。
例えば、スポーツの場面でも「もう走れない」と思った瞬間に
「あと1km!」と声をかけられると、なぜかもうひと踏ん張りできることがあります。
これは「無理だ」と思っていたのが単なる思い込みであり、実際にはまだ動けるということを示しています。
仕事や人生においても同じことが言えます。
「もう限界だ」と思った時点で成長は止まります。
しかしその先にまだ進める道があるとしたら?
そこで諦めてしまうのは非常にもったいないことです。
本日は「本当の限界」と「思い込みの限界」の違いを理解し、どうすれば限界を突破できるのかについて考えていきます。
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1. そもそも「限界」とは何なのか?
限界には、大きく分けて2種類があります。
本当にこれ以上は無理な「生物的な限界」
「これ以上はできない」と自分が思い込んでいる「心理的な限界」
多くの人が「もう無理だ」と思うのは、実際には2番目の 「心理的な限界」 であることがほとんどです。
例えば長時間の作業中に「もう集中できない」と思ったとしても、少し休憩を挟むとまた集中力が戻ることがあります。
これは実際の限界ではなく、一時的な疲労による「思い込みの限界」だったということです。
このことを理解しているかどうかで、成長のスピードは大きく変わってきます。
2. なぜ「限界」と思ってしまうのか?
2-1. 多少の苦しさを「限界」と勘違いする
人間の脳はできるだけ楽をしようとする性質を持っています。
少しでも「苦しい」と感じると「もうやめたほうがいい」「これ以上は無理」と信号を出してくるのです。
しかしこれは 「本当の限界」ではなく、脳が出す防衛本能」 である場合が多いです。
例えば:
トレーニング中「もう腕が上がらない」と思ったとしても、あと1回だけ頑張ることで筋肉はさらに成長します。
仕事で「もう集中力が切れた」と思った時、一度立ち上がって歩くなどの小さなリセットを挟めば、再び集中力が戻ることがあります。
つまり「もう限界だ」と思ったその時点では、実際にはまだ余力があることが多いのです。
2-2. 「過去の自分」を基準にしている
「自分はこれまでこれくらいしかできなかったからこれ以上は無理」
と思い込んでいませんか?
しかし、それは 「まだ経験していないだけ」 であって、必ずしも本当にできないとは限りません。
例えば、
「この仕事は自分には難しすぎる」と思っていたのに、実際に取り組んでみると意外とできた。
「50kgのベンチプレスなんて上げられるわけがない」と思っていたのに、トレーニングを重ねることで達成できた。
「過去の自分」を基準にしてしまうと、成長の機会を逃してしまいます。
「未来の自分はもっとできるかもしれない」と考えることが重要です。
2-3. 「限界を超えた経験」がない
一度も限界を超えた経験がないと「これ以上は無理」と思いやすくなります。
しかし一度でも「限界を突破した」という成功体験があると
「あの時できたのだから、今回もできるはず」と自信がつきます。
例えば:
受験勉強で「もうダメだ」と思いながらも徹夜で頑張り、結果を出した経験があると、「自分はやればできる」と思えるようになる。
仕事で納期ギリギリのプロジェクトに取り組み「これは無理だ」と思っていたが、結局間に合わせた経験があると次からの仕事でも自信が持てるようになる。
このように「限界を超えた経験」を積むことで、成長できる範囲が広がります。
3. 限界を突破するための3つの方法
3-1. 「もう1回だけやってみる」
「もう無理だ」と思ったら、そこで終わるのではなく 「あと1回だけやってみる」 習慣をつける。
例えば:
筋トレで「もう上がらない」と思った時あと1回だけ頑張る。
仕事で「もうダメだ」と思った時あと5分だけ集中する。
この「もう1回」の積み重ねが、限界を押し広げるカギになります。
3-2. 「本当に無理なのか?」と自問する
「もう無理」と思った瞬間に自分に問いかけてみてください。
「本当にこれ以上できないのか?あと少しならできるのではないか?」
たったこれだけで不思議ともう少し頑張れることが多いものです。
3-3. 「無理」という言葉を使わない
「無理」と口にすると本当にそこで思考が止まります。
逆に「まだやれる」「もう少し頑張れる」と言葉を変えるだけで、行動が変わります。
例えば:
「無理だ」➡ 「あと少しならできる」
「もうダメだ」➡ 「もうちょっとだけ頑張ってみる」
言葉を変えるだけで意識が変わり、それが積み重なることで大きな違いを生みます。
4. まとめ:「限界」は自分で決めるものではない
「もう無理だ」「これ以上はできない」と思った時、本当にそれが限界なのかを疑ってみてください。
「限界」と思った時こそ、もう1回だけやってみる。
「過去の自分」を基準にせず、「未来の自分」を基準にする。
「無理」と言わず、「まだやれる」と思う。
この3つを意識するだけで成長スピードは確実に変わります。
もし今「もう限界だ」と思っていることがあるなら、そこで終わらずに 「あと1歩だけ」 進んでみてください。
その先には、今まで見たことのない景色が広がっているかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
櫻田 泰
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