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給料が減ったのは「規制」のせい?それとも「自分」のせい?

こんにちは。株式会社タイシン工業、合同会社T.S.Tの代表をしている櫻田です。

2024年から始まった残業規制で、建設業をはじめとする多くの業界で「給料が減った」「生活が厳しい」という声が聞かれています。
特に、残業代に頼って稼いできた人にとっては、大きな試練の年かもしれません。

でもここで、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
「本当に規制だけが原因ですか?」

もしかしたら、これまでの働き方や仕事の進め方に見直す余地があったのではないか?
この記事では、その現実と、これからどうすれば未来を変えられるのかを解説します。

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残業が減ったのに、仕事は普通に回っている現実

まず触れたいのは、残業が減った今でも、意外と仕事が滞りなく進んでいるという現実です。
これを見て、「そもそも残業は必要なかったのでは?」と感じた人もいるかもしれません。

でも、だからといって、「これまでダラダラ働いていた」と一概には言えません。
多くの人が、毎日一生懸命に取り組み、与えられた仕事を確実にこなしてきたはずです。それは間違いありません。

ただ、残業規制が始まったことで、これまで以上に頭を使い、効率化を考えたり、チーム全体で人員配置を見直したりしている職場も多いと思います。これ自体は素晴らしいことですし、こうした努力によって、残業が減っても仕事が回るようになっているのは間違いありません。

ですが、ここで少しだけ考えてみてください。
「その工夫や対策、もっと早くできたんじゃない?」

これまで、「どうにかなる」「今のやり方で十分」と思っていたことが、今回の規制をきっかけに初めて見直された。
つまり、改善の余地があったけれど、特に必要性を感じずに放置されていた部分もあったのではないでしょうか?


規制が明らかにした「本当の課題」

今回の残業規制によって浮き彫りになったのは、次のような課題です。

1. 必要以上に時間をかけていた作業があった

規制によって時間が限られる中、「もっと効率的に進める方法」を見つけることができたという職場も多いのではないでしょうか。
それは、もともと作業に無駄があった可能性を示しています。

2. 人員配置や作業フローの見直しが後回しになっていた

「今のやり方で問題ない」と思っていた部分が、規制をきっかけに再検討され、結果的に改善につながった。
これ自体は良いことですが、もっと早く見直していれば、残業に頼らずとも十分に仕事を回せていたかもしれません。

3. 効率化に対する意識が薄かった

残業が当たり前の働き方では、「どうすればもっと短時間で終わるか」を考える機会が少なかったかもしれません。
しかし、今回の規制で初めて「もっと工夫できる部分がある」と気づいた職場もあるはずです。


それでも、今からでも間に合う

こうした課題が明らかになったことは、むしろポジティブに捉えるべきです。
過去にできたかもしれないことを今実行できているのであれば、それは素晴らしい進歩です。大事なのは、「次にどうするか」です。


今から始められる3つのアクション

1. 効率化の取り組みを継続する

「残業規制があるから仕方なく」ではなく、効率化を日常的に追求する姿勢を持つことが大切です。
今の工夫を一過性のものにせず、さらに改善を続けていきましょう。

2. 新しいスキルや知識を身につける

効率化だけではなく、自分のスキルを磨き、職場にとってより価値のある存在になることも重要です。
専門性を高める、最新のツールを使いこなすなど、学び続ける姿勢が求められます。

3. 主体的に行動する

「言われたことをやる」だけではなく、「こうすればもっと良くなる」と主体的に提案することで、職場全体の成長につながります。


まとめ:規制は「見直すきっかけ」にすぎない

もちろん会社によってはほんとに人手不足でどうやっても残業しないと回らないような会社もあるかもしれません。
それはそれで会社の仕事の取り方や金額の問題があるかもしれません。
それなら会社側がもっと努力しないといけませんよね。

残業規制によって、働き方を見直すきっかけが生まれました。
それによって効率化が進み、残業がなくても仕事が回るようになったのは素晴らしいことです。
ただ、それが今回の規制によって初めて実現したのであれば、もっと早くできたかもしれない、という視点も忘れてはいけません。

これからも変化は続きます。
特に2025年からは団塊の世代の人たちが後期高齢者になりますます働き手が減っていきます。
今までよりも少人数で効率的に仕事をする努力が必要です。
そういった変化に対応し、常に効率を考え、自分自身の価値を高める努力を続けることが大切です。

今がスタートライン。
ここからさらに成長していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

櫻田 泰
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