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【光との付き合い方】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、光の影響についてお話ししました。今回はそんな光との付き合い方をお伝えしていきます!

メラトニンへの分泌経路

光の明るさによってメラトニンの分泌に影響があることはこれまで述べてきました。メラトニンは光の明るさが少なくなるのを感知して分泌されます。光の刺激が強い日中は、セロトニンが優位に分泌されていますが、網膜を通る光の量が少なくなると、視神経を通って視交叉上核で感知され、その情報が上頸神経節を介して松果体に伝えられます。そこでメラトニンが合成・分泌されるのです。

メラトニンの分泌量が少なくなると、副交感神経がの働きが高まらず、入眠に時間を要します。また眠りは浅くなりやすく、睡眠の役割である脳の老廃物排泄能力が低下するため、認知症の発症を促進してしまいます。

光を睡眠に利用する

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