1月12日〜1月18日のコメント大賞
今週も12日「コメント返しの回」で先生から当コメント大賞への期待の一撃?をくらってスタートした。このところ配信が急勾配で盛り上がっており、いつこのバブルが弾けるのか?冷や冷やしながら拝聴している。とにかく、今週も行ってみよう!
まずは12日(日)#1323「コメント返しの回」におけるP助さん、lively_old_partさんのコメントをご紹介しよう。
P助さん
英語学習×英語史の話題、根っからの理系人間の私からすると、全部教えるべきと感じました。たとえば、英語の綴りの法則性のなさなど、理系的にはただ覚えろと言われるのが苦でそれが英語離れの第一歩でした。これはフランス語、これはラテン語、生まれが違うから違う法則なんだよと教わっていればずっと腑に落ちていた気がします。理屈がないと覚えられない人種にとって、英語史教育は英語学習の救世主に思えます。
もう全く私である。私が書いたと言えば過言…なのかもしれない(松陰寺😛)暗記が得意な人、英語が根っから好きな人には単語を暗記することの苦しさは分からない…のかもしれない。好きならば覚えるのも楽だ。というか好きなら暗記するという感覚すらない。私は小さい頃から歴史が好きだったので、人物の名前など自然に覚えてしまうので、暗記という感覚はなかった。(いや、年代は別)しかし、それほど好きでもなかった英語の単語を暗記するのは苦痛以外の何ものでもなかった。(高校時代になると辞書なしで読解するやり方を繰り返すことで何とか読解力をつけた。だから精読はダメ。)覚えられる人に言わせると、「努力が足らん」「やればできる」となるのだがそれは違う。例えるなら、嫌いな牛乳を鼻をつまんで飲まされるようなもの。嫌いなものを噛まずに飲み込むような。それがやれたからと言って一体何なんだ💢そうそう、数学でも公式を覚えるのが辛かった。うーん書き始めたら色々思い出して怒りが湧いてきたぞ〜😛…というわけで、P助さんとumisioさん?には、「ただ覚えろと言われるのはキツかったで賞」を授与したい。
lively_old_partさんは次のようにコメントしている。
自分の見解を素直に述べると、英語教育と真っ先に掛け算するべきは英語史ではなく日本語学(≠国語学)だと思います 英語史は導入には向いてないですね 生徒にある程度の英語の知識がないと効果的ではないですから 比較を習ってない段階でfirstは最上級だったって言ってもいまいちピンとこないんじゃないかと 日本語は母語話者の直観が働くので予備知識ゼロでも問題ないですし、例えば文法一つとっても、日本語教育で教えてる文法は、橋本文法をベースにした学校国文法よりも、学校英文法と親和性が高いのも理由の一つです できるなら、国語の先生と(英語史を導入するなら世界史の先生とも)連携を取った方がいいんですが、現実的には難しいでしょうね 英語学や英語史に関心のある国語の先生や、日本語学や日本語史に関心のある英語の先生が現場にほとんどいないでしょうから まずは先生方で対話の場を設けることから始めるしかないんじゃないかな このチャンネルheldioは、英語の先生だけじゃなく、国語や世界史の先生こそ聞くべきだと思います
英語初級者が言うのも不遜だが、一々その通りだと思う。とりわけ、最後の「このチャンネルは英語の先生だけじゃなく…」は強調しておきたい。もっとも、ご指摘のように、今の学校現場でそうした対応の取れる可能性はゼロに近いような?(神様・仏様・川上様は別にして☺️)自分の教科の深掘り、ましてや他教科との連携となるとさらに??なにしろ、「私たちは林檎を作っているんじゃない。人間を作ってるんだ。」というセリフで有名な金八先生に憧れて教職を選んだ人も多いようだし…😭ともかく、partさん(そこ取る?)には、「heldioを聴くのは英語の先生だけじゃないで賞」を進呈したい。
以上、私自身、かなり熱くなってシマッタ🤦で賞。ちゃんちゃん。
興奮さめやらず次にいってみよう。1月14日#1325「朝カル講座…」にまさにゃんが今年2回目のコメントを投稿。その内容とは…多くのリスナーさんも「デジャブじゃね?」と思ったのでは?と言うのも、実はちょうどこの10日前、きくぞうさんが同じような指摘をしているのだ。論より証拠、お二人のコメントを以下にご紹介しておこう。こうし細かいサービスがこの大賞の売りなのだが、結構時間を取られてしまうのだ。
1月5日#1316「コメント返しの回」におけるきくぞうさんのコメントがこれ。
「堀田先生 第一チャプターの投票の件ですが、これ一回前の第3四半期の分になっていませんか?」
それに堀田先生が返信。「きくぞうさん,ご指摘ありがとうございました.リンクを訂正致しました.」とお礼。
そして1月14日(火)#1325「朝カル講座…」でのまさにゃんのコメントがこれ。
「堀田先生、第一チャプターに貼ってあるリンクが、今回のリンクではなく、過去の回(10月〜12月)のリンクになっていることを発見しました💡!(゚o゚;;」
それに堀田先生が返信。「まさにゃん,ご指摘ありがとうございます! リンク張り間違いの指摘は,きくぞうさん・まさにゃんの父子にお任せします😄
思わず目をこすってしまったコメントであった。親子ともども隅の方に目が行きやすいのか?いやきっと、堀田先生のことを思って、重箱の隅をつついて、いや、正確な情報を届けようと目を皿のようにして隅々までチェックをされてるんでしょう。リスナーの見本のような親子であることよ!というわけで、お二人には、「ちょっと、どこ見てんのよ!と青木さやかなら言うで賞」を授与したい。賞までたどり着くのに一苦労したで賞。
最後に1月16日(木)#1327「アワードではなくアウォード」のlacolacoさんにスレッドに注目したい。と言うのも、このスレッドが翌々日配信#1329「warnとwalkは異なる音変化」を引き出したコメント群だからだ。
まずlacolacoさんが次のようにコメント。
warningもカタカナになるとワーニングと読まれがちですね〜 war-ではないですが walk も同じ音変化なのか気になりました(workがワークでwalkがウォーク、はじめは混乱した記憶があります)
続いてsoramiさんが、すかさず次のように返信。
#341 千本ノックの回、9分30秒あたりから「walkとwork の綴りと発音が逆なのはなぜか?」に答えておられます。過去回視聴中で、たまたま一昨日聴いたので覚えていました!
このコメントを受けて、前回のアワード、アウォード問題がさらに発展。rとlの違いはあれど「ウォ」は同じ。しかし、rの場合は前のwが仕掛け人であるのに対して、lそのlの母音化に巻き込まれて変化している。つまり、同じ音変化だが、その仕掛け人が違うというのだ。なんと面白い!lacolacoさんのコメントによって、前回のアワード、アウォード問題がさらに厚みを増した形だ。
そして、soramiさんが、堀田先生自身が言ったかどうかすら忘れていたという関連過去回を発見してくれた!(そういえば、過去回リンク貼りプロジェクトって一時期盛り上がってたな〜kitakoさんどうしてるのかな〜😢)これは早速聞かねばならぬ。
というわけでお二人には、「ナイスアシスト賞」を進呈したい!「フツーじゃん」って言うな〜💢ピッタリ過ぎてダジャレの出番がなくなったのだ。悲しい😭
最後に18日(土)#「「投げる」の類義語の歴史」からmozhi gengoさんからのコメントに注目したい。
コメントはこれ。
クリケットで投手がバッターに対して球を投げるのを bowling と言いますが、 bowling は腕を曲げてはいけないので throwing とは言わないという意味がようやく分かりました。
本日の「コメント返し」で堀田先生も感嘆しきりだったが、真偽を確認するまでもなく「なるほど〜」と確信できるような内容である。今回の内容にもピッタリでだけど、これ知ってたらどこかで使えそう😀使えるウンチクをゲット!というわけで、mozhi gengoさんには「知ったら言いたくなるで賞」を授与したい。
今週はこんなところです。