文章と先生とわたしと
こんばんは。
先週嬉しかったことは、小学校の時に転校してしまった友達と再会できたことと、小学校4年生の時の担任の先生に会えたことだ。
特に先生とは卒業してから連絡をとっていなかったけど、漠然と自分の中では一番学校生活で印象に残っていた先生で、いつかお礼伝えられる日が来るといいなと思っていた程度だった。
たまたま先生が引っ越した場所へいく用事があったので、お手紙を書いてみたら、連絡をとることができ、この度再会できたのだ。
先生にとっては生徒なんてたくさんいるし、自分のことをもしかしたら覚えていないかも、と思ったけど先生は、
「名前を見たらぱっと思い出したよ。全員はおぼえてないと思うけど、ほんとになんか出てきた。」と言っていたので嬉しいなあと思った。
その頃の私は結構やんちゃをしていたし、名前も名前順一番でわかりやすい名前だから、覚えてもらえやすくてラッキーと言う感じだ。
先生は本当に感激していて「当たり前だけど立派に大人になってお仕事頑張っているんですね」といっていた。
もう大人どころか、おばさんだよ。って感じだから、そんな子供扱いしないでよ。とおもったけど、なんだか照れくさい気持ちだった。
歴代の先生なかでなんで私その先生をよく覚えているかというと、10歳でも、この人って自分や子供に真剣に接してくれる人だな。と感じたからだ。
もちろん私達と全力で遊びすぎて骨折して怪我をしたのが衝撃的だったのもあるけど。
でもそれでも私達にへんな嘘をつかない人だった。
そしてあの頃のわたしも先生に、手紙をかいた。
最近こんな嫌なことがあります。とか。
断片的ににしかおぼえてないけど、その手紙を先生がやっぱり恥ずかしくなるくらい真剣に読んでくれたことはなんとなく覚えている。
すぐ文章をかきたくなるのは、昔から変わっていないみたい。
でもそんな文章達のおかげでまた先生に会えてお礼を言うことが出来た。
いつもなんだか、なんだかんだ文章に助けられている気がする。
入試のあの時も、転職のあの時も、そして今も。
これからも書きつづけていきたいと思った。細々でも。
そして、あの先生のように、たとえ相手がどんな人でも敬意もって接することができる大人になりたいと思った。
あ、もう大人か。
シワは増えたけど、たまには嬉しいこともある、20代も終わりの夏。