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偶然どう思う?

 今日はある駅で乗り換えをしようと電車を降りたら偶然従姉妹に会った。電車を降りてふと前をみたら、見覚えのある後ろ姿の子がいて、よく見てみたら本当に彼女だった。

普段年に一回会うか会わないかの感じだから、嬉しすぎて思わず謎のツーショットなど撮ってしまった。

電車はこんなにも沢山走っているのに同じ電車で、さらに近くの車両にのってたって普通にすごくない。

でも偶然ってどう思う?

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私がかならず、「偶然」という言葉を聞くと思い出すことがある。

それは大学のときイギリスに留学したときのことだ。英語の授業で先生がおしえてくれた、「What a coincidence! 」という表現である。

これは、何という偶然!という意味で、そういう出来事があったときに使うらしい。

それと同時に感じたのがcoincidenceという単語の語源はなんだ?ということだ。

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どうやらイメージはこれらしい。

in(上に)cid(落ちてくる);「降りかかってくる出来事」がincidentで、それがco(いっしょ)に起こるからcoincidenceは「偶然」。
inという接頭辞には「中に」を表すほかに「上から/上に」を表します。impactやimpressionのim (inの異型)がそうです。引用:http://ejbridge2.blog.fc2.com/blog-entry-49.html

なるほど。同じものが同時にどこからか落ちてくると考えるのか。

でもいきなりボールがなにもなく落ちてくることなんてきっとないんだから、そうするとこのボールはだれが落としているのか。自分が、というよりもキリスト教圏の考え方でいうと、神が落としているというような雰囲気を感じる。こういうところも文化なのかなあと思う。

日本語の偶然の意味を辞書でしらべると

他のものとの因果関係もつながりもはっきりせず、予期しないことが起こること。また、そのさま。思いがけないこと

というふうに書いてある。

冒頭の話に戻ると、

私はいとこが住んでいる駅に何回も乗り換えで使うことがある。今日もそのように乗換駅を使った。

従姉妹もその駅は実家がある最寄り駅なので、その駅をつかった。

お互いなんどもこの行動(因)を一定数繰り返し続けていたら、気がついていなくてもなんどもすれ違っていたかもしれない。

その中で今日私達はお互い認識して会った。(果)

自分で起こす無数の行動が、複雑にからみあって結果になっているとも言えるのだなあと思った。

ひとつでも違う行動をしていたらお互い気が付かなかったかもしれない。

その中でも自分が大事にしている人と会ったという事実から更にその事象がクローズアップされた。

だから少なくとも、何か事象がどこからか降ってきて、と与えられたいうことではなくて、自分の行動によってそれが起こったと言える。

まとめると従姉妹にあえてよかったよ。元気そうだった。

また来週👋

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