見出し画像

サウザンコミックス第9弾、フランスのバンド・デシネ『男の皮』の翻訳を担当します!

大阪、谷町六丁目の古民家ブックカフェ書肆喫茶moriの店主、森﨑雅世さんが発起人を務める上記のクラウドファンディングプロジェクト。

今年の初夏、moriさんにお邪魔した際に原書を読んでいましたので、翻訳出版クラウドファンディングが始まったら支援しようと心に決めていましたが(実際に支援しています)、翻訳者を募集するというまさかの告知を目にし、立候補しない理由がない!と即ご連絡しました。

サウザンコミックス編集主幹の原正人さん、前述の森﨑さんらの審査を経て、『男の皮』の翻訳者に決定したというメールを受け取ったときは、何が書いてあるのかすぐには頭に入ってこず、動揺しました。自分から名乗りを上げたくせに…。人間って本当に二度見するんですね。

プロジェクトページにも翻訳者の紹介を載せていただきましたので、ご笑覧ください。

『男の皮』ってどんな作品?

刺激的な設定と巧みなストーリー展開

舞台はルネッサンス期のイタリア。世間知らずで箱入り娘の「少女ビアンカ」が「少年ロレンツォ」になれる家宝の「男の皮」を手に入れたことで巻き起こる一大騒動!許婚はゲイで、しかも「男」になったビアンカと恋仲に!?妻でありながらゲイの夫の愛人という二重生活が始まる!「女」と「男」、両方の人生を体験して自由と広い視野を手に入れた彼女の行く手に立ちふさがるのは、聖職者で超絶ストイックな兄アンジェロ!ちょいちょい女性蔑視発言がヤバい兄だったが、その言動はますますエスカレートしていく!果たしてビアンカは周囲から押し付けられるジェンダーの呪縛を振りほどき「自分らしく」生きることができるのか!?理不尽な世の中にジレンマを感じるすべての人に捧げたい、フランス発の痛快ラブコメマンガ!

『男の皮』クラウドファンディングプロジェクト説明文より

ため息が出るほど美しいブックデザイン

Peau d'Homme(『男の皮』)
作:Hubert(ユベール)、画:Zanzim(ザンジム)
裏表紙も美しいですね…

内容については、ここで私があれこれ書くより、実際に見ていただくのが一番でしょう。現在、試し読みページを鋭意翻訳中です。どうぞお楽しみに!

森﨑さんもnoteで『男の皮』について熱く発信されていますので、是非お読みください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?