【2021年10月発表】「海・水辺にまつわる安全・事故防止啓発情報」(環境省、海上保安庁、日本ライフセービング協会)まとめ
一年を通して、官公庁や日本ライフセービング協会から、海や水辺にまつわる安全や事故防止のための啓発情報が通知されています。
※このページでは、2021年10月に通知された環境省、海上保安庁、日本ライフセービング協会のお知らせをまとめました。
今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防をしながら、海・水辺での事故防止や、浜辺での熱中症対策などをおこなわなければいけません。
最新の情報を、海や水辺に接する機会がある教育現場や職場、また、ご家庭での日々のそなえや心がまえに、ぜひお役立てください。
環境省「海ごみゼロアワード2021の結果発表」(10月1件)
2021.10.7
「海ごみゼロアワード2021」の結果発表について
環境省と公益財団法人日本財団の共同事業としておこなわれた「海ごみゼロアワード2021」において、受賞者が決定しました。
近年、海洋ごみによる海洋環境の汚染、人々の生活や健康への影響が危惧されています。
「海ごみゼロアワード」では、海洋ごみ対策に関して、全国から優れた取り組みを募集・選定し、日本のモデル事例として世界に発信します。
受賞者、受賞活動内容は以下から見ることができます。
https://uminohi.jp/umigomizero_award2021/announcement2021.html
出典:
環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/index.html)
海ごみゼロアワードHP(https://uminohi.jp/umigomizero_award2021/)
海上保安庁「全国各地で灯台の一般公開等を実施」(10月1件)
2021.10.12
海を照らして153年~全国各地で灯台の一般公開等を実施~
日本初の洋式灯台である「観音埼灯台」(神奈川県)の起工日(1868年11月1日)に因み、11月1日を「灯台記念日」と定め、今年で153年目を迎えました。
海上保安庁では、日本財団「海と灯台プロジェクト」と共催する「海と灯台ウィーク」期間(11月1日~8日)をはじめ、10月から11月にかけて全国の22団体と連携し、各地で灯台の一般公開や、さまざまなイベントをおこないます。
灯台は、船舶の安全航行にとって重要な施設ですが、最近では、地方公共団体などが観光資源としての価値を改めて見直し、活用していこうとする動きも活発化しています。
海上保安庁は、海上交通安全思想の普及などを目的として、この活動を積極的に支援します。ぜひ、この機会に灯台に足を運んでみてください。
行事一覧は以下からみることができます。
https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r3/k211012/k211012-1.pdf
出典:
海上保安庁ホームページ(https://www.kaiho.mlit.go.jp/)
日本ライフセービング協会「第47回全日本ライフセービング選手権大会」(10月1件)
2021.10.14
水辺の事故ゼロをめざして戦うライフセーバー日本一、第47回 全日本ライフセービング選手権大会 優勝は湯河原ライフセービングクラブ
2019年は台風襲来、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていた全日本ライフセービング選手権大会が、3年ぶりの開催となりました。
全国9ブロックに割り当てられた本戦出場枠に対して、各ブロックの規定、ルールに基づき選手が出場。その結果、湯河原ライフセービングクラブ(神奈川県ライフセービング協会加盟)が優勝しました。
ベテラン選手に混ざり、高校生が上位入賞者に入っており、ジュニアから活動するライフセーバーの活躍とともに、将来のライフセービングを支える人材に期待が持てる結果となりました。
出典:
日本ライフセービング協会ホームページ(https://jla-lifesaving.or.jp/)
日本ライフセービング協会「第6回日本救護救急学会 総会・学術集会が開催」(10月1件)
2021.10.21
【お知らせ】第6回日本救護救急学会 総会・学術集会が開催されます。
日本ライフセービング協会メディカルダイレクターの田中秀治先生が大会長を務める第6回日本救護救急学会 総会・学術集会が開催されました。
日本ライフセービング協会は、『パネルディスカッション①水辺の救護』のセッションを担当しました。
プログラムなどの詳細はこちらからご確認ください。
出典:
日本ライフセービング協会ホームページ(https://jla-lifesaving.or.jp/)
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肌寒いになり、海や川へと遊びに行く機会は減ったと思います。しかし、そんな季節でも、全国各地で水辺にまつわるイベントは開催されています。ぜひ、この機会に海のことをもっと知って、海に直接入らずとも、海に思いを巡らせてみてはいかがでしょう。