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この夏、サマーバケーション5週間を自分にプレゼントしてみた

スイスで生活をしている親戚と話す機会があった。
久しぶりの日本への旅行ということもありパートナーの方も4週間の休暇を取得。そんな2人の姿はとてもリラックスしていた。

スイスを含む北欧地域ではサマーバケーションを4週間ほどとるのが一般的みたい。
休みの間は、旅行に行ったり予定を詰め込むこともあるみたいだけど
大半は家族と過ごしてのんびりしたり、サマーハウスという別荘に行って読書をしたり、海水浴をしたり、、、
なんとも憧れるような夏休みの使い方をする人が多い様子。

毎年夏にこんなにのんびり贅沢に時間を使う、北欧の夏の過ごし方を知った時
良い!!私もそんなふうに夏を過ごしたい!!と猛烈に憧れがあった。

私は今年の7月中旬に退職をしたので、せっかくなら前職で残っている有給期間を使って次の会社へ就職するまでの間、夏の期間をのんびり過ごして自分がやりたかったことをする期間にしよう。と決めた。

退職する前にやりたかったことはメモを取っていたので、この機会だからサマーバケーションと題して約5週間ほどのんびりすることにした。

やりたかったことは
登山(地元の百名山登頂と、山小屋泊の縦走登山を計画)
積読本の解消(目標は5冊読み切る)
その他行きたいお店に行ったり、実家の掃除をしたり、SNSを頑張る決意をしたり

サマーバケーションの前半2週間東京にいて、後半3週間ほど実家に帰省。特に後半は田舎特有ののんびりした空気の中過ごし、さらにリラックスモード状態に。

夏の間やりたいことは決めていたけれど、もちろんそれ以外にも時間はたくさんあって
そんな時はただひたすら海を眺めていたり(実家は海が近い)
家族とたわいのない話をしたり
早めに晩酌をしたり
と、ダラダラゆるゆると生産性のない時間を過ごしていた。

東京で仕事をしている時は
1時間でどんな成果を出せるか
自分の価値をどう生み出し、周りに評価してもらうか

とかそんなことをよく考えていたし、考えるのも好きだったので
休みに入る前は、のんびりした時間を過ごすことで、社会復帰できなくなるんじゃないか?という危機感に襲われていた。

けどこの1ヶ月過ごしてみて頭も体もスッキリした感覚があった。
ずっとやりたかったことができた達成感や、家族との時間が設けられたことも大きいのかもしれない。

とはいえ、着実に迫ってくる「休みの終わり」を実感して
あ〜夏よ終わらないで〜〜〜〜
と、小学5年生のようなことをずっと嘆いている日々。エンドレスサマーはどこにあるの?
あとやっぱり、長めの休みをとった分だけ社会復帰、転職となると新しい会社は緊張や不安はある(これはいつだってみんなそうだよね)


自分の本当に好きなこと、やりたいこと、大切だと思うこと
それは探しに行ったり、お金をかけたり、旅行をしたりしなくても
案外自分のすぐそばにあって
それを見つけるために、のんびりと時間をかけることも方法の1つ。
幸せは気づくもの、と実感したサマーバケーション最終週。

来週から私は新しい仕事、環境が始まる。

沸るような熱い想いを持って仕事やるぞ!と肩肘はって頑張るというよりも
ぼちぼち仕事がんばるか、とリラックスした状態で新しい仕事をはじめてみようと思う。

そんなニュートラルな気持ちで仕事に臨めそうなのも、サマーバケーションの期間があったからかもしれない。

とはいえ、毎年夏休みは1ヶ月くらい休みが欲しいな〜と思ってしまう私。

メリハリの付けた暮らし、自分の価値観を重視する暮らし
自分が心から望んだことは、自分が叶えてあげないと誰もやってくれないし達成しないから
もっと自分がどんなことをしたいのか、聞いてあげる時間をとりたいな。
そんなことを思ったサマーバケーションの終わり。

みなさんは、今年どんな夏を過ごしました?

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