★17 TOEIC旅行は危険という警鐘
私のフォロワーさん(まだ少ないですが)が割りとTOEICの話題を上げてくれていたので、TOEICのライブチケットの争奪戦……ではなく、TOEICの受験申し込みについて話していきたいと思います。 フォローしてくれるととても嬉しいです。
1. TOEICの現状
知っている人は多いと思いますが、TOEICとは外国語系の中で最も役に立つ資格です。現在の日本人は様々な国から英語が出来ない国と言われています。私のいる九州大学には中国人、韓国人、留学生が多くいます。そんな彼らは日本語を話せないですし、日本人は逆に中国語も韓国語も話せません。そんな時にお互いに英語で話すことがよくあります。
ただ正直に言うと、TOEICができたからと言って英語は上手くなりませんし上手く話せません。理由は世間的に有名なTOEICはリスニングとリーディングに特化しているからです。要するに……
①外国人の言葉を理解できるようになる。
②英語の論文や本を読めるようになる。
ということです。そしてTOEICが人気なのは多くの企業や大学がTOEICを基準に英語力を見ていることです。TOEICは0~990点までありますが、650点以上あれば履歴書に書くことが推奨され、アピールすることができるということです。
2. TOEICショック
今はコロナウイルスが世界中に蔓延し多くの被害が出ています。日本ではそれの対策としてイベントや試験などは全て中止という措置に出ました。これによって3月~5月の試験および申し込みが全て白紙になりました。
そして緊急事態宣言が解除され久々にTOEICが解禁されるのが9月13日でした。ただしTOEICはコロナ対策として定員制という成約をつけました。今回のTOEIC争奪戦は3月~5月に受ける予定だった人たちと、9月から新しく受ける予定の人が合わさり恐ろしい人数が申し込みホームに押し寄せることになりました。
これにより通信障害が起き、気づいた頃には東京を含む関東、大阪、愛知、福岡の定員が即埋まり、地方の田舎や沖縄や北海道といった所が残ることになりました。ここでどうしてもTOEICを受けたい都会の人は、旅行がてらその場所の会場で申し込むしかありませんでした。
そして申し込み開始からたった32時間で全国にたくさんあった会場すべてが埋まるという異常なことが起き、TOEICの申し込みは終了しました。
3.コロナなのに遠出って大丈夫?
私が少し心配しているのは、9月の試験の時にコロナの第2波が残っていた場合です。夏になったのにコロナは減らないので暑さには強いのでしょう。このままいけば秋まで続く恐れがあります。
そうなった時に、都会から田舎の会場に無症状のTOEIC受験者が押し寄せたらどうなるのでしょうか?
このことをTOEIC運営が先読みしていなかったとしたら。田舎にTOEICをしに来たクラスターが観光しながらテスト受けて広めていくことを誰も知らなかったら。
このコロナ対策の定員制という制度が逆にコロナに対して非常にマズイことをしちゃったのではないかと私は思っています。
せめて住所のある都道府県しか受けられないなど制限をつければ、県境を越えることも無いと思うのですが。
まさかここまで速攻で売り切れるとは私も思っていませんでした。一体、関東地方から何人他県にクラスターとして持っていくのか。TOEIC運営が後で炎上しないか心配です。
炎上して、2021年のTOEICも再中止になったら私も困ってしまいます。そもそも私はインターンシップの年だし、来年までにそろそろTOEIC受けたいと思っていた矢先だったので、本当に最悪なことにならないでほしいと思います。