【中医学】年末年始の食べ過ぎに!胃を休める簡単「ワンパンおうち薬膳」
みなさん、年末年始にごちそうを食べすぎて、胃が疲れていませんか?
朝起きたときに、舌が白っぽくなっていたり、赤くぼってりとしていたり…そんな症状があれば要注意。
胃に負担がかかり、熱がこもっているサインかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、「胃を休める清熱膳」。
今回は、フライパンも火も使わない超お手軽なレシピをご紹介します!
こんな症状が出たら要注意!胃を休めるサイン
1)胃を休めるべきサイン
• 唇が乾燥する
→ 胃の熱が体内の水分を奪い、乾燥を引き起こします。
• 朝起きたときに胸焼けがする
→ 胃酸が過剰になり、胃の壁を刺激しています。
• ゲップが出る
→ 胃の中に熱やガスが溜まり、消化がスムーズにいっていない状態です。
• 胃液が逆流する
→ 食べ過ぎや胃酸過多で胃の機能が低下しています。
• ドライアイ
→ 胃の不調が目の乾燥にも影響を及ぼすことがあります。
• お腹が空いてもグーっと鳴らない
→ 胃腸が疲れ、食べ物を消化する準備ができていない状態です。
これらの症状を感じたら、ぜひ胃をいたわる食事に切り替えてみましょう。
ご紹介する「ワンパンおうち薬膳」のレシピなど、胃に優しい食事を取り入れて、消化器官を休めてあげることが大切です。
胃をケアすることは、全身の健康につながります。
2)レシピ:胃を休める清熱薬膳
目的:胃熱をとる
材料
• 豆腐
• 乾燥ひじき
• ねぎ
• だし醤油
作り方
1. タッパーに豆腐を入れる。
2. 乾燥ひじきを豆腐の上にのせ、水分を吸わせる。
3. ねぎを加え、だし醤油をかけてよく混ぜる。
これで完成!火も使わず、あっという間に作れるので忙しい日にもぴったりです。
3)身近な食材で大丈夫!
薬膳というと、
• 作るのに時間がかかりそう
• 謎の葉っぱや独特な匂いが気になる
• どこで買えるのかわからない食材が必要そう
そんなイメージ、ありませんか?
実は、薬膳は「特別な料理」ではなく、もともとは日常の食事の延長線上にあるもの。
昔の人たちは、近くの山や畑でとれた旬の食材を、一つしかない鍋でささっと調理していました。
それが薬膳の原点です。
現代風の「ワンパンおうち薬膳」は、毎日食べることで家族の健康を支えるためのごはん。
豪華な見た目や手間暇は不要です。
身近な食材で、簡単に作れる「ワンパンおうち薬膳」で、疲れた胃をいたわりましょう!
年始からスッキリとした体調で、素敵な1年をスタートしてくださいね。