【中医学】一人暮らしの息子に送る 作り置き薬膳レシピ 豚肉と大根のトマト煮
皆さんがイメージする薬膳は、どのようなものですか?
私がイメージするのは、
・入手困難な食材
・漢方薬くさい
・子供が食べない
・手間がかかる
でした。
薬膳講師の依頼があったときは、正直嫌でした。
長男、次男が重度のアトピーだったので、食材にこだわり、添加物を使わない、何でも手作りでなければいけないと思っていました。
薬膳を学ぶ人は、特殊だろうと思っていました。
今中先生選抜メンバー4人で、2024年4月から大阪第4土曜日の講師を務めることになりました。
レシピを監修する中元講師のレシピの組み立て方が、今までの薬膳を覆すので紹介したいと思います。
1)3行レシピ
「毎日のご飯だから、簡単が良いのよ」
子供2人の母で、共働きだった中元講師の経験から出てくる言葉。
めんどくさがりだけど、家族の健康に気をつけたい人。
共働きで忙しいけれど、美容にも気を使いたい人。
仕事から帰ってきて、パパッと作れるレシピが良い。
薬膳の手間暇かかって大変というイメージを払拭したい。
2)スーパーで買える食材
「毎日のご飯だから、スーパーで買える食材が良いのよ」
仕事の帰り道、子供のお迎えの後、小さなスーパーでも食材が揃う方が良い。
食材が1つ足りないと作る気持ち半減してしまうということがないように、どこにでも売っている食材を使いたい。
子供が小さい場合、変わった食材を使うと子供は食べてくれない。
匂いが強い食材を使うと子供は食べてくれない。
家族が、喜んで食べてくれるご飯じゃないと次も作ろうと思えないので、食材はなるべく、どこにでも売っている食材を選んでいます。
3)作り置きができる
春から息子と娘が一人暮らしを始めたので、彼らが作り置きできるレシピを考えています。
賃貸アパートの小さなキッチンで、フライパン一つでできる薬膳。
離れて暮らす子供達の健康を気遣う母だからこそ出てくるアイディア。
薬膳ってこんなに簡単でいいの?と思えるレシピのポイントは、5つの味と5つの色を組み合わせること。
病気になるのは、体のシーソーバランスが大きく崩れた時。
健康な時は、5つの味と5つの色を1日の中で組み合わせることにより、体が自動で健康バランスを保つようになります。
病気になる前に、食べることで体と心を整える。
4)大阪第2土曜クラス開講
【今中健二中国医学協会の薬膳講座】
場所:大阪市堺筋本町徒歩4分
日時:初級第1回 2025年4月12日(土)11:00~14:00(座学メイン)
費用:初級から上級(全額35,2000円)
期間:2年間(月1回の講座)オンライン受講、アーカイブ受講あり
講師:中元講師(国際薬膳師)川本講師(薬剤師)
コンセプト:
中元講師:3行レシピ、フライパン一つで作れる、作り置きができる薬膳。
川本講師:人が病気になるのは、良いと思って積み重ねた間違えた習慣。薬は治療ではなく、症状を抑えるだけ。体の中で何が起きているのか原因を理解すれば、自分で治すことができる。食を切り口に中国伝統医学を教える。