効果的な部下との1 on 1 の方法論②

1 on 1 の内容

時間は４５分程度で、アジェンダは上司が設定します。例えば、
1. ターゲットに対する進捗
2. 部下がリードするプロジェクトの進捗
3. 今四半期の期待値 (Expectation) の振り返りと進捗
4. 直近の商談の結果や感想などを聞く
5. 社内の動き共有（ここで、その部下が輝けるチャンスがあればシェア）
6. 部下からアジェンダ追加があれば（有給の希望や疑問質問など）

このようなアジェンダの設定が一般的です。

1 on 1 の進め方

先にアジェンダを提示し、合意を得た上で進めます。このミーティングのファシリテーターは上司自身です。時間内に必要な情報を引き出し、人間的な関係の構築も進めなければならないのでかなり忙しくなります。
また、話した内容を都度メモするのも上司の役割です。できればgoogle docsのようなメディアで本人と共有したものがあると良いでしょう。理由は、後から振り返ることで評価の裏付けになるからです。

定期的な1 on 1 とは別に、四半期に1-2度程度設定するべきミーティング

短期的な方向合わせは隔週で良いのですが、それとは別に数ヶ月に１度程度の頻度で設定するべきミーティングがいくつかありますので紹介します。

1. 部下のキャリアコーチング

2. 上司自身のリーダーシップの取り方についてのフィードバックをもらう

これらのトピックスは、緊急ではないが重要な話題です。これらは前もってミーティングを設定することで、部下に対して自分がフィードバックに対してオープンであることも示すことができます。