風立ちぬ (ジブリ)
大正〜昭和時代。
三菱で、ゼロ戦の元となった飛行機開発に人生を捧げた、
技術者(故)堀越二郎の物語。
日本では、関東大震災が起こる。
そでぃて、世界恐慌・・・世界が不況へと進む、不安と暗雲の時代。
東京帝国大学を卒業した二郎は、
次々に起こる出来事に翻弄されながらも、
冷静に、自分の芯を貫いてゆく。
激動の時代に技術者として、精一杯、自分の信じる夢を追いかけた、
一人の男の物語。
結核である菜穂子との、せつない夫婦の絆。
それすらも、美しく描いていく、この映画の素晴らしさ。
それでも、二郎という男は、夢を貫いていく。
仲間と共に。
(それが、戦争で特攻という兵器になるとは知らずに。))
私は、この「風立ちぬ」は、ジブリ映画の中で一番大好きな映画です。
「紅の豚」より、「トトロ」より、「ラピュタ」より。
最高傑作の作品だと思っています。
歳をとったからですかね(^-^;
以前に紹介した「海賊と言われた男」と並ぶ、お仕事映画です。
宮崎駿 監督も、「風立ちぬ」が、自身の最高傑作だとおっしゃっていました。
その意味がわかります。
仕事に一所懸命になった生涯。
宮崎先生も、きっとそうだったでしょう。
仕事に対する真面目さが「男の価値を生む」と言いたいのかもしれません。
二郎は、天才といわれるほどの才能がありました。
経済的に困っているはずの時期にそのような描写はほとんどありません。
むしろ、上流階級です。
現代は・・・
正直、アルバイトや派遣や男女問わず、色々な働き方があり、
「責任感」や「仕事を突き詰める事」がなくなった今の世代。
こういう雇用形態ばかりを推進した国は、もったいないと思います。
アルバイトであれ、派遣であれ、
突き詰めていれば楽しくなり、会社の為にと次のステップにいくものなのです。
でも、今は、それも確約されたものでない。
それでも・・・生きづらくても。
私は、自分なりの「仕事への一所懸命さ」(個々の努力や精進)を
伝えている作品に思えてならないのです。
生きねば。
風立ちぬフェスティバル 2013 - YouTube
「松任谷由実 ひこうき雲」