【詩】宛先のない手紙
あなたの居る場所も
雪が降ることがあるのでしょうか?
あなたに会えなくなって
かなしくて、さみしくて
でもようやくあなたが最後に教えてくれたことを
知ることが出来た気がします
今年も雪が舞う季節になりましたよ
あなたと最後に見た雪景色はきれいでしたが
まるでその命を象徴しているかのように
地面に落ちては溶けてしまうような
儚いものでしたね
空を見あげれば
いつもあなたがそこにいるので
わたしはもう少し地上で生きていますね
【22歳の記憶】
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