夢を形にしていく
昨日、フレンチエレガントな手作りエプロンや小物、ブラウスやスカートなどを製作販売されている方とstand.fmでゆったりとお話しさせていただいた。
彼女はご自分のブランドを持たれてもう8年目。数年前にstand.fmで出会った。といっても離れた場所に住む間柄、普段おしゃべりをしているわけでもない。
けれど、こうして時々お話しさせて頂くと、彼女の目に見える活動の変化に驚いてしまう。
今年は既に大阪から福岡まで、沢山の百貨店でブランドの展示販売のご予定があるそうだ。
そして、その彼女もまた、昨年の今頃、クラウドファンディングをされたお一人だ。
わたしがクラウドファンディングを立ち上げる前、経験者として応援のエールを送って下さった。
そして彼女は、そのクラウドファンディングで念願のアトリエを借りることができて、現在は仲間の皆様と一緒に手作りのブランドを作られている。
こうしたお話しで嬉しくなるのは、周りにはなかなか説明できないようなことを動きながら形にされていること。わたしもまた、なかなか周りが理解できないようなことをやりたいと動き出した一人だから。
そんな方のお話しを聞かせて頂くと本当に嬉しくなってしまう。
わたしが夢を語れるようになったのには段階があったと思う。
介護中でもある。
だから、まずは家の中を整えた。
女性の働き方を変えたいだなんて、なんだかよく分からないことをやろうとしているのだ。家族だって心配に違いない。ここでよく思ったのが、夫を、そして家族を巻き込めないようでは、外で何を言っても無駄だろうということ。
結果、見切り発車のような動き方にはなってしまったけれど、それでも、家族が最後まで反対したのなら恐らく諦めただろう。家の中にまで冷たい木枯らしが吹いていては外では踏ん張れない。だからこそ、そこの部分だけは慎重に、そして丁寧に説明を繰り返した。なにより大切な人たちだから。
ここがクリアになって起業できた時、一つだけ分かったことがある。
たとえぼんやりとした未来であっても、人には具体的なことを語らなければいけないということ。まあ、当たり前といえばあたりまえなのだけれど笑。自分も見えていない未来は誰にも見えない。だから遠くの夢と、すぐ目の前の言葉にできる夢を口にして、それをクリアして歩くのが良いと思っている。
まずは目の前から。
昨日お話しさせて頂いた方は、名古屋や東京でもご自分のブランドを広める活動をしていきたいとおっしゃっていた。
そうそう、これこれ。それが具体的な夢。そして海外にも行きたいとおっしゃっていた。それが少し先の夢。
恐らく彼女は近々、その夢を叶えられるだろう。一つ、また一つと。
まず、形になる夢が無ければ人は動けない。それが決まったのであれば諦めずコツコツと動いていくだけ。
わたしにも近くの夢と遠くの夢がある。
遠くの夢はまだ言葉にしてはいないけれど、近くの夢は、今年大阪で講演会を開催すること。もちろん大阪以外でも。そして3月は今書いている作品を書き上げること。体は一つ、できることは限られているけれど、焦らず前を向いて進んでいきたい。
わたしの夢は、人生後半からは社会貢献活動をしたいということ。自分を社会起業家と呼ぶのはまだ早いけれど、それでもわたしは言葉を伝える人になる、そんな夢を持っている。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。