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幸せのために日々できること
今日は久しぶりに娘とお喋りしながらキッチンでビーフシチューを煮込んでいました。
互いに普段は大忙し。
時にはこんなゆったりとした時間もいいものです。
そして夕方、娘の部屋にあった雑誌『25ans(ヴァンサンカン)』をパラパラとめくっていましたら気になる記事がでていました。それは、素敵な大人の女性だなとわたしが思う方のインタビュー記事でした。
その方は田中ウルヴェ京さん。
彼女は元シンクロナイズドスイミングのデュエットで銀メダルを獲得されたメダリスト。
現在はスポーツ心理学者でスポーツ選手や経営者などの心理コンサルティングをされていらっしゃるそうです。
ジェネラティビティ
その記事の中で、彼女はジェネラティビティ(世代継承性)という考えを紹介されています。
それはドイツの精神分析学者エリクソンが提唱する言葉で、自ら築いてきた能力や資産を次世代に手渡していくという価値観だそうです。
そんな言葉があるのですね。
その理論とは、ライフサイクルの中で40代ぐらいからの人生の課題として、ジェネラティビティを理解して生きるというもの。次に繋げるためには、自分で極めた専門領域が必要で、その上でそれを伝え広めていくという考えです。
実はわたしも同じ思いでい?のです。人間の力は小さいですが、それでも少し先を行く人が言葉にできるようになったものを次の世代の人に渡していくことができたなら……そんなことを思いつつ今活動をしています。
それをこんな風に言葉にできるなんて。たまたま開いた女性雑誌で出会った言葉にちょっぴり感動しています。
言葉を変える
さらに、幸せのために日々できることについても話されています。
直ぐにできることとして言葉を変えるを紹介されています。たとえば、
「わたしって幸せなんだろうか?」
というつぶやきは今すぐやめて、それを、
「今日の自分はどうあると幸せか?」
という言葉に置き換えるのです。
この、どうあるとが重要なのだそうです。
これを日々自問すると、物の見方が変わってくるのだといわれます。
さらには、それを日々繰り返しすことで「あるがまま」の自分軸が作られるというのです。
あるがまま
わたしは彼女がテレビのコメンテーターとして意見をいわれている場面を幾度か観ていますが、彼女こそがまさにあるがままだと思います。
彼女を一言でいい表すとするなら、言葉に責任を持てる大人の女性というイメージです。
説明が丁寧で実にわかりやすいのですが、それだけでなく、優しくて温かいのです。視聴する側のわたしも彼女の言葉を素直に受け取ることができます。それは彼女自身あるがままを軸に生きていらっしゃるからだと思うのです。
あるがままとは実にクールな生き方だと思うのです。
わたしが彼女にそれを感じるのは、彼女が少し戸惑われた時です。そこで適当な言葉で逃げることもできるはずですが、彼女はそれをされません。知らないことを知らないと言える強さのある女性、そこにわたしは惹かれます。
おわりに
偶然目にしたインタビュー記事。あるがままを自分軸にして生きる、とても素敵な生き方だと思います。
そして、これほどご活躍されていても、若い頃には沢山の悩みがおありだったとか。どんなに成功しているように見える人でも、きっと誰もが悩んでいるのですね。けれど悩んだからこそ必死に何かを得ようと動いて考え続けてこられたのでしょうね。
素敵な大人の女性だと思います。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。