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人との出会いが、きっと人生のターニングポイントになる


今月に入ってからどれだけの人と会っただろう。

振り返ると、初めてお会いする人と話すととにかくくたびれて、帰ると倒れるように横になりたかった時代があった。

いまは?

いまはそんなことはない。

今日はお二人の方とリアルにお会いした。

お一人はスタエフの知人。と言ってもお会いするのは初めてだ。ランチをしながら、のんびりとお話しさせて頂いた。この先講演会を開催したいというわたしの希望に対して、ご興味を持ってくださったのだ。

日頃お声を聴いているので、なんだか不思議な気分。

けれど、やはりお会いするということの意味は、こうして実際に人と会い始めてわかるようになってきた。

実際に人と会うということは、音声とも、オンラインとも全く違う。既に知った仲だけれど、欠けたパズルのピースが次々にものすごいスピードで埋まっていくような、ちょっと不思議な気分なのだ。

その方も、タイミングが合えばご協力をいただけることになった。もう感謝しかない。


それから、午後には、未来の政治家さんとお話しさせて頂いた。

その内容は、上の記事でも書いたのだけれど、出会いはチラシを手にしたことだった。

その後、わたしの方からメールで問い合わせをさせて頂き、今日お会いすることになっていた。

思えばわたしは、政治活動からは程遠いところで生きてきた。

けれど、49歳で大学に編入した際、北欧では高校に立候補者がやってきて、演説をして、生徒が模擬投票をすると聞いて大変驚いたことがあった。

日本では学校で政治の話しは長い間タブーだった。だから今でも日本人は、政治を語るとき、どこか後ろめたさがある。

ただ、ここがどうもおかしい。
政治と有権者が離れすぎていては、わたしたちの暮らしが良くなるわけがない。

わたしが変えたいのは女性の働き方だ。ここを変えるのに最も困難な点は法律を変えること。その法律を作るのも変えるのも、ローメーカーである政治家の役目だ。ならば、わたしたちは主権者の一人として、有権者の一人として、政治家に話をしなければどうにもならないことがあるということだ。

そんなふうに自分に言い聞かせて、初めて政治の匂いのする場所に足を運んだ。ところが、その方はまだ政治家ではなく、これから政治家になろうと決心して動き出された方だった。輝かしい経歴の仕事を辞めて、なれるのかなれないのか分からない道に進まれた、まだお若い女性だ。

日本でも世界でもボランティア活動をされ、お仕事でも輝かしい記録をもつ人だ。なるほどと思うのは、その方の親御さんが、社会を良くしたいとの思いを持たれて暮らされていたことだ。

そして、ちょっとおこがましいかもしれないけれど、わたしは勝手に「一緒じゃない!」と驚いた。

政治活動ではないけれど、それでも、わたしも女性の働き方を変えたいと動きはじめた。それが上手くいくか上手くいかないかまだ分からないけれど、自分の熱量が保留を許さなくなってしまった。

そして、その方と知り合えた。

今日は、直接お時間をいただき、講演会に来て下さる約束をいただけた。政治色が強くなり過ぎてはというわたしの気持ちをもくんで下さり、他の政党の方も講演会に呼ばれてはとも言って頂けた。

まだ、実現するかどうかはわからないけれど、少なくとも扉が開いた。

すごいじゃない、と帰りの電車の中で小さくガッツポーズした。

夢は考えているだけじゃ駄目なんだ、みっともなくても動き出せばいいんだと思えた。なぜって、その方もまだ今あるのは夢だけなのだ。それなのに熱く未来を語っていらした。そして、わたしにはその方がみっともない人になんて見えなかった。素晴らしい決断だと思えた。

なんて素敵な一日だったのだろう。

淀んでいた水が流れ始めた。

人と会うという事は、きっとそんな事なのだろうと思う。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※「女性の働き方」を本気で変えるために活動を始めました。是非あなたもこの活動にご協力いただけませんか?実際に動けなくても、できることはたくさんあります。もしご協力いただけるならHPのお問い合わせ欄、もしくはnoteのコメント欄でお知らせください。よろしくお願いいたします。


※いつもお読みくださりありがとうございます。



※スタエフでもお話ししています。


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